6.聴覚障害学 4)聴覚障害児・者の情報保障 ②視覚聴覚二重障害への支援

〈第16回 ST国試 午後100〉

視覚聴覚二重障害者(弱視難聴)の支援をする際の接し方として誤っているのはどれか. 
1.窓を背にして座る.
2.黒地に白い字を書く.
3.触れる際の合図を決める.
4.FMシステムを用いる.
5.手話の身振りを大きくする.

解答

1.× 窓を背にして座ると逆光で見づらくなるため視覚聴覚二重障害者(弱視難聴)の支援をする際の接し方として不適切である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第25回 ST国試 午後100〉

盲ろう者に対する支援で誤っているのはどれか. 
1.話しかけるときは,腕に軽く触れるなど,注意喚起する.
2.移動介助するときは,腕を引っ張る.
3.盲ろう者向け通訳・介助員の養成カリキュラムには移動介助が含まれる.
4.盲ベースろう者に対してはPCの点字ディスプレイが有用である.
5.ろうベース盲者に対しては触手話が有用である.

解答

1.○ 正しい.
2.× 盲ろう者を移動介助するときは,介助者の腕をつかんでもらう.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第23回 ST国試 午後100〉

視覚聴覚二重障害(盲ろう)について誤っているのはどれか. 
1.盲ろうの定義は身体障害者福祉法に規定されている.
2.触手話は盲ろう者のコミュニケーション手段になる.
3.糖尿病は視覚聴覚二重障害を生じる.
4.我が国の盲ろう者数は約14,000人と推計されている.
5.アッシャー症候群は視覚聴覚二重障害を生じる.

解答

1.× 身体障害者福祉法で視覚障害および聴覚障害は個別に規定されているが,盲ろうは規定されていない.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第12回 ST国試 午後100〉

先天性視覚聴覚二重障害児の発達について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.0歳児期は接触・探索を好むため,よく手を伸ばす.
2.1~2歳児期は常に養育者との身体接触を好む.
3.自分の身体によく触る.
4.要求表現は指差しで表出し始める.
5.指文字は学習できない.

解答

1.× 先天性視覚聴覚二重障害児の0歳児期は接触・探索行動が少ない.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 先天性視覚聴覚二重障害児の要求表現は指差しでの表出はみられない.
5.× 先天性視覚聴覚二重障害児であっても指文字を学習できる.


〈第11回 ST国試 午後100〉

先天性視覚聴覚二重障害児の行動特徴でないのはどれか.2つ選べ. 
1.チック
2.スピン
3.手かざし
4.クレーン
5.エコラリア

解答

1.× チックは小児期・青年期に見られる行動・情緒障害である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× エコラリアはPick病・アルツハイマー病・小児自閉症や精神遅滞にみられる言語の異常である.


〈第17回 ST国試 午後100〉

盲ろう乳幼児の行動発達と療育について適切なのはどれか.2つ選べ. 
1.指さしは遅れずに発現する.
2.探索行動が少ない.
3.児とコミュニケーションを開始する前に軽く触れる.
4.児を移動させる場合はサインを用いない.
5.療育者が場を離れるときは,できる限り静かに離れる.

解答

1.× 盲ろう乳幼児は指さしが遅れれて発現する.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 盲ろう乳幼児を移動させる場合はサインを用いる.
5.× 盲ろう乳幼児の療育者が場を離れるときは,合図をしてから離れる.


〈第14回 ST国試 午前100〉

先天性盲ろう児の行動特徴と療育について誤っているのはどれか. 
1.多感覚で概念形成を図る.
2.一定の合図をしてから関わる.
3.自己刺激的な行動に入りがちである.
4.母子関係では愛着が形成されやすい.
5.独歩・探索が可能になっても養育者と行動することを好む.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 先天性盲ろう児の母子関係では愛着が形成されにくい.
5.○ 正しい.


〈第18回 ST国試 午前100〉

先天性盲ろう乳幼児への初期介入について誤っているのはどれか. 
1.介入行為の合図を決める.
2.周囲の状況を知らせる.
3.触手話で事物の名称を教える.
4.児からの発信をくみ取り,介入者がフィードバックする.
5.要求行動が出るあやし遊びを行う.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 先天性盲ろう乳幼児へ触手話で事物の名称を教えるのはコミュニケーション・モードを獲得してからの介入となる.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.