〈第11回 ST国試 午前81〉
口蓋裂について正しいのはどれか.
1.胎生12週ころに生じる.
2.他の奇形を合併することはまれである.
3.生後1歳ころに手術を行う.
4.術後の構音訓練は2歳ころから行う.
5.歯科矯正は5歳ころから行う.
解答
1.× 口蓋裂は胎生12週ころまでに生じる.
2.× 口蓋裂は他の奇形を合併することがある.
3.○ 正しい.
4.× 口蓋裂の術後の構音訓練は4~5際まで言語管理を行っても改善がみられない場合に行う.
5.× 口蓋裂の歯科矯正は永久歯に生え替わる学童期ころから行う.
〈第18回 ST国試 午前79〉
口蓋裂に伴わないのはどれか.
1.声門破裂音
2.開口障害
3.咬合の異常
4.共鳴の異常
5.耳管機能障害
解答
1.○ 正しい.
2.× 開口障害は顎関節障害に伴う.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第25回 ST国試 午前81〉
口蓋裂患者の特徴でないのはどれか.
1.声門破裂音の産生
2.歯茎破裂音の口蓋化
3.咽頭摩擦音の産生
4.無声子音の有声化
5.鼻音化
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 声帯振動の有無が問題であり口蓋裂患者では無声子音の有声化は生じない.
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午前78〉
口蓋裂術後患者に多くみられる構音の誤りはどれか.2つ選べ.
1.口蓋化構音
2.声門破裂音
3.側音化構音
4.省略
5.鼻咽腔構音
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 舌・口角・下顎の偏位で側音化構音となるが口蓋裂術後患者にこのような習癖はない.
4.× 口蓋裂児の口蓋裂術後患者で子音発声は歪むことが多いが子音が脱落することは少ない.
5.× 鼻咽腔構音は小下顎症や咽頭腔狭窄症例に多い.
〈第16回 ST国試 午後79〉
切歯孔より前方の口蓋瘻孔によって産生が困難になりやすい子音はどれか.2つ選べ.
1./p/
2./t/
3./k/
4./h/
5./m/
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× /k/は無声軟口蓋破裂音のため切歯孔より前方の口蓋瘻孔による産生は困難とならない.
4.× /h/は有声声門摩擦音のため切歯孔より前方の口蓋瘻孔による産生は困難とならない.
5.× /m/有声両唇鼻音のため切歯孔より前方の口蓋瘻孔による産生は困難とならない.
〈第22回 ST国試 午前81〉
粘膜下口蓋裂におけるカルナン(Calnan)の3徴候はどれか.3つ選べ.
1.口蓋垂裂
2.硬口蓋後端の骨欠損
3.高口蓋
4.歯列不正
5.軟口蓋正中部の菲薄化
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× カルナンの3徴候は口蓋垂裂・口蓋骨後縁の欠損・軟口蓋正中部の透過性である.
4.× カルナンの3徴候は口蓋垂裂・口蓋骨後縁の欠損・軟口蓋正中部の透過性である.
5.○ 正しい.
〈第13回 ST国試 午前81〉
カルナンの3徴候はどれか.3つ選べ.
1.口蓋垂裂
2.軟口蓋麻痺
3.軟口蓋短縮
4.硬口蓋後縁のV字型欠損
5.軟口蓋正中の透光性亢進
解答
1.○ 正しい.
2.× カルナンの3徴候は口蓋垂裂・口蓋骨後縁の欠損・軟口蓋正中部の透過性である.
3.× カルナンの3徴候は口蓋垂裂・口蓋骨後縁の欠損・軟口蓋正中部の透過性である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第20回 ST国試 午前81〉
口蓋裂児の経過観察項目として必要性が低いのはどれか.
1.聴覚
2.摂食・嚥下
3.嗅覚
4.言語発達
5.構音
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 嗅覚は口蓋裂児の経過観察項目として必要性が低い.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第27回 ST国試 午前80〉
口蓋裂言語検査(2007年)の評価項目でないのはどれか.
1.開鼻声
2.鼻渋面
3.軟口蓋の動き
4.ブローイング
5.oral diadochokinesis
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× oral diadochokinesisは口蓋裂言語検査(2007年)の評価項目に含まれない.
〈第25回 ST国試 午前79〉
口蓋裂言語検査(2007年)で開鼻声の聴覚的評価に用いるのはどれか.2つ選べ.
1.「ア」
2.「イ」
3.「ウ」
4.「エ」
5.「オ」
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 口蓋裂言語検査で開鼻声の聴覚的評価に用いるのは「ア」,「イ」,短文・会話である.
4.× 口蓋裂言語検査で開鼻声の聴覚的評価に用いるのは「ア」,「イ」,短文・会話である.
5.× 口蓋裂言語検査で開鼻声の聴覚的評価に用いるのは「ア」,「イ」,短文・会話である.
〈第23回 ST国試 午後79〉
乳児期の口蓋裂児への対応として適切なのはどれか.
1.歯列の矯正
2.哺乳・摂食指導
3.口蓋化構音の矯正
4.咽頭摩擦音の矯正
5.ブローイング指導
解答
1.× 歯列の矯正は口蓋形成術後の口蓋裂児への対応である.
2.○ 正しい.
3.× 口蓋化構音の矯正は口蓋形成術後の口蓋裂児への対応である.
4.× 咽頭摩擦音の矯正は口蓋形成術後の口蓋裂児への対応である.
5.× ブローイング指導は口蓋形成術後の口蓋裂児への対応である.
〈第15回 ST国試 午後83〉
口蓋裂術後の鼻咽腔閉鎖不全に対する治療として誤っているのはどれか.
1.リー・シルバーマン法
2.口腔内圧を高める訓練
3.咽頭弁形成術
4.発音補助装置の装着
5.ブローイング訓練
解答
1.× リー・シルバーマン法は声量の低下に対して行う治療法である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第27回 ST国試 午後79〉
口蓋裂の術後合併症でないのはどれか.
1.開鼻声
2.下顎隆起
3.口腔鼻腔瘻
4.滲出性中耳炎
5.上顎発育抑制
解答
1.○ 正しい.
2.× 下顎隆起は下顎小臼歯部舌側歯槽骨部に生じた両側性骨隆起であり口蓋裂の術後合併症でない.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午後80〉
生後3か月~1歳半ころの口唇口蓋裂児に対するアプローチで誤っているのはどれか.
1.Hotz床の管理
2.栄養指導
3.構音訓練
4.口腔衛生指導
5.聴覚評価
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 生後3か月~1歳半ころの口唇口蓋裂児に対するアプローチは言語管理を行う.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第19回 ST国試 午後80〉
口唇口蓋裂児において口蓋形成術を1歳6か月に行った.術後早期に行うべきなのはどれか.2つ選べ.
1.哺乳指導
2.構音訓練
3.ラッパを吹く練習
4.頰を膨らませる練習
5.ホッツ(Hotz)床の装着
解答
1.× 1歳6か月の口唇口蓋裂児であるので哺乳指導の必要性は低い.
2.× 1歳6か月の口唇口蓋裂児であるので構音訓練を術後早期に行う必要性はが低く,構音の獲得状況に合わせて行う.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 1歳6か月の口唇口蓋裂児であるのでホッツ床の装着の必要性は低い.
〈第26回 ST国試 午後80〉
6歳の男児.唇顎口蓋裂の術後に声門破裂音がみられる.訓練に際して観察する項目はどれか.2つ選べ.
1.咬合
2.鼻咽腔閉鎖
3.口腔鼻腔瘻
4.上顎前歯の萌出
5.上顎歯列弓の狭窄
解答
1.× 咬合不正は声門破裂音の原因とならない.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 上顎前歯の萌出は声門破裂音の原因とならない.
5.× 上顎歯列弓の狭窄は声門破裂音の原因とならない.
〈第13回 ST国試 午後80〉
8歳の男児.開鼻声と声門破裂音があり発話不明瞭.対応として適切でないのはどれか.
1.スピーチエイドの作製
2.咽頭弁形成術
3.ブローイング訓練
4.構音訓練
5.音声訓練
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 嗄声は認められていないので音声訓練は適切ではない.
〈第27回 ST国試 午前81〉
7歳の女児.口蓋形成術後に鼻咽腔閉鎖機能不全がみられる.軟口蓋が短い.適切な補綴的発音補助装置はどれか.
1.口蓋閉鎖床
2.軟口蓋塞栓子
3.舌接触補助症(PAP)
4.軟口蓋挙上装置(PLP)
5.バルブ型スピーチエイド
解答
1.× 口蓋閉鎖床は鼻咽腔部補綴でないので適切な補綴的発音補助装置でない.
2.× 口蓋形成術により硬軟口蓋の欠損部を閉鎖しているので軟口蓋塞栓子は適切な補綴的発音補助装置でない.
3.× 舌接触補助症(PAP)は鼻咽腔部補綴でないので適切な補綴的発音補助装置でない.
4.× 軟口蓋が短いので軟口蓋挙上装置(PLP)は適切な補綴的発音補助装置でない.
5.○ 正しい.