5.発声発語・嚥下障害学 6)嚥下障害学 ⑤嚥下手術

〈第11回 ST国試 午後85〉

嚥下機能改善手術の目的でないのはどれか.3つ選べ. 
1.鼻咽腔の開放
2.声門閉鎖
3.喉頭挙上
4.梨状陥凹の拡大
5.食道の蠕動改善

解答

1.× 鼻咽腔の閉鎖が嚥下機能改善手術の目的である.
2.× 声門閉鎖は誤嚥防止手術の目的である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 食道の蠕動改善は嚥下機能改善手術の目的に含まれない.


〈第14回 ST国試 午前87〉

嚥下機能改善手術はどれか.3つ選べ. 
1.声門閉鎖術
2.喉頭部分切除術
3.輪状咽頭筋切断術
4.甲状軟骨形成術Ⅰ型
5.喉頭挙上術

解答

1.× 声門閉鎖術は誤嚥防止手術である.
2.× 喉頭部分切除術は喉頭癌切除術である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第23回 ST国試 午前86〉

嚥下機能改善手術はどれか.2つ選べ. 
1.喉頭挙上術
2.声門閉鎖術
3.喉頭全摘出術
4.喉頭気管分離術
5.輪状咽頭筋切断術

解答

1.○ 正しい.
2.× 声門閉鎖術は誤嚥防止手術である.
3.× 喉頭全摘出術は誤嚥防止手術である.
4.× 喉頭気管分離術は誤嚥防止手術である.
5.○ 正しい.


〈第16回 ST国試 午後86〉

輪状咽頭筋切断術について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.合併症には反回神経損傷がある.
2.喉頭挙上術と同時に実施することはない.
3.気管切開術を必要とする.
4.挙上期型誤嚥に有効である.
5.術後は嚥下後の逆流に留意する.

解答

1.○ 正しい.
2.× 輪状咽頭筋切断術は喉頭挙上術と同時に実施する.
3.× 輪状咽頭筋切断術は気管切開術の必要はない.
4.× 輪状咽頭筋切断術は食道入口部開大不全型誤嚥に有効である.
5.○ 正しい.


〈第18回 ST国試 午後86〉

嚥下障害の症例に対して,楕円で示す範囲の筋肉を切除する手術を行った.この手術の目的について正しいのはどれか. 

1.喉頭を挙上させる.
2.喉頭閉鎖を強化する.
3.喉頭内圧を上昇させる.
4.気道と食道とを分離する.
5.食道入口部を開大しやすくさせる.

解答

1.× 喉頭を挙上させるのは喉頭挙上術である.
2.× 喉頭閉鎖を強化するのは声帯内方移動術である.
3.× 喉頭内圧を上昇させるのは声帯内方移動術である.
4.× 気道と食道とを分離するするのは誤嚥防止手術である.
5.○ 正しい.


〈第26回 ST国試 午前86〉

喉頭挙上術に輪状咽頭筋切除術を併施した.術後の患者の状態として適切なのはどれか. 
1.胃内容物の逆流が起こりやすくなる.
2.誤嚥性肺炎に罹患しなくなる.
3.頸部の回旋が難しくなる.
4.食形態の制限はなくなる.
5.発声できなくなる.

解答

1.○ 正しい.
2.× 嚥下機能改善手術なので誤嚥性肺炎の罹患リスクは残存する.
3.× 頸部の回旋は可能である.
4.× 嚥下機能改善手術なので食形態の制限は残存する.
5.× 嚥下機能改善手術なので発声は可能である.


〈第19回 ST国試 午前87〉

誤嚥防止手術として行われるのはどれか.2つ選べ. 
1.喉頭挙上術
2.喉頭閉鎖術
3.喉頭全摘出術
4.咽頭弁形成術
5.輪状咽頭筋切断術

解答

1.× 喉頭挙上術は嚥下機能改善手術である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 咽頭弁形成術は鼻咽腔閉鎖機能の改善手術である.
5.× 輪状咽頭筋切断術は嚥下機能改善手術である.


〈第16回 ST国試 午前85〉

誤嚥防止手術でないのはどれか. 
1.声門閉鎖術
2.気管食道吻合術
3.喉頭気管分離術
4.喉頭全摘出術
5.気管切開術

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 気管切開術は気道確保の手術である.


〈第21回 ST国試 午後86〉

嚥下障害に対する手術で永久気管孔が必要でないのはどれか. 
1.喉頭閉鎖術
2.喉頭全摘出術
3.喉頭気管分離術
4.気管食道吻合術
5.輪状咽頭筋切断術

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 輪状咽頭筋切断術は嚥下機能改善手術なので永久気管孔は必要でない.


〈第15回 ST国試 午前87〉

永久気管孔を必要とする嚥下障害の手術はどれか.2つ選べ. 
1.喉頭挙上術
2.輪状咽頭筋切断術
3.甲状軟骨形成術
4.気管食道吻合術
5.喉頭気管分離術

解答

1.× 喉頭挙上術は嚥下機能改善手術なので永久気管孔は必要でない.
2.× 輪状咽頭筋切断術は嚥下機能改善手術なので永久気管孔は必要でない.
3.× 甲状軟骨形成術は嚥下機能改善手術なので永久気管孔は必要でない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第22回 ST国試 午後85〉

嚥下障害に対する手術のうち術後に発声ができなくなるのはどれか. 
1.喉頭挙上術
2.咽頭弁形成術
3.喉頭気管分離術
4.甲状軟骨形成術
5.輪状咽頭筋切断術

解答

1.× 喉頭挙上術は嚥下機能改善手術なので発声は可能である.
2.× 咽頭弁形成術は鼻咽腔閉鎖機能の改善手術なので発声は可能である.
3.○ 正しい.
4.× 甲状軟骨形成術は嚥下機能改善手術なので発声は可能である.
5.× 輪状咽頭筋切断術は嚥下機能改善手術なので発声は可能である.


〈第14回 ST国試 午後86〉

正しいのはどれか.3つ選べ. 
1.輪状咽頭筋切断術は食道入口部の抵抗を減らす.
2.喉頭挙上術の合併症として呼吸困難がある.
3.気道食道分離術後は誤嚥が消失する.
4.気管切開術は嚥下食道期を障害する.
5.胃瘻から栄養摂取すると嚥下性肺炎を起こさない.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 気管カニューレのカフ圧が高いと嚥下食道期を障害する.
5.× 胃瘻からの栄養摂取であっても嚥下性肺炎を起こす.


〈第13回 ST国試 午後86〉

嚥下障害に対する手術について誤っている組合せはどれか. 
1.咽頭弁形成術 ――― 咽頭内圧上昇
2.輪状咽頭筋切断術 ――― 食道内圧上昇
3.甲状軟骨舌骨固定術 ――― 喉頭挙上
4.声帯内方移動術 ――― 喉頭閉鎖強化
5.喉頭気管分離術 ――― 誤嚥防止

解答

1.○ 正しい.
2.× 輪状咽頭筋切断術 ――― 食道内圧低下
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.