5.発声発語・嚥下障害学 5)吃音 ③訓練・指導

〈第20回 ST国試 午後88〉

吃音の指導・訓練でないのはどれか. 
1.環境調整法
2.聴覚刺激法
3.流暢性形成法
4.メンタルリハーサル法
5.聴覚遅延フィードバック法

解答

1.○ 正しい.
2.× 聴覚刺激法は機能性構音障害の指導・訓練である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第27回 ST国試 午後87〉

吃音の直接的訓練でないのはどれか.2つ選べ. 
1.行動実験
2.統合訓練
3.流暢性形成訓練
4.リッカムプログラム
5.メンタルリハーサル法

解答

1.× 行動実験は吃音の間接的訓練である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× メンタルリハーサル法は吃音の間接的訓練である.


〈第27回 ST国試 午前88〉

吃音の間接的訓練でないのはどれか. 
1.吃音緩和法
2.認知再構成法
3.マインドフルネス
4.エクスポージャー法
5.自然で無意識な発話への遡及的アプローチ(RASS)

解答

1.× 吃音緩和法は吃音の直接的訓練である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第15回 ST国試 午後88〉

小児の吃音への対応について適切なのはどれか. 
1.きょうだいで競って話をするように勧める.
2.吃ったら本人の代りにすぐに言う.
3.苦手な言葉の言い換えを推奨する.
4.構音障害の合併例でも構音訓練を実施しない.
5.低学年児でも吃音についての正しい理解を促す.

解答

1.× 小児の吃音への対応はきょうだいで競って話をするような発話習慣を避ける.
2.× 小児の吃音への対応は吃ったら子どもの発話をもう一度楽な言い方で繰り返してあげる.
3.× 小児の吃音への対応は簡単な語彙・短文を使用する.
4.× 小児の吃音への対応は構音障害の合併例の場合構音訓も実施する.
5.○ 正しい.


〈第24回 ST国試 午前88〉

吃音のある幼児への対応として適切でないのはどれか. 
1.話し終わるまで待つ.
2.感情的要求を我慢させる.
3.簡単な語彙を使用する.
4.適度にポーズをとりながら応答する.
5.発話速度を下げる.

解答

1.○ 正しい.
2.× 吃音のある幼児への対応は感情的要求をオープンに表現できるようにする.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第22回 ST国試 午後88〉

学童期の吃音児への対応で正しいのはどれか.3つ選べ. 
1.吃音について家族で話す.
2.学校での音読については本人の希望を聞く.
3.吃っても心配そうな顔をしない.
4.ことばが出ない時は代わりに言ってあげる.
5.ことばを繰り返した時は言い直しをさせる.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 学童期の吃音児への対応はことばが出ない時は話を聞いてあげるゆっくりした状態であることを伝える.
5.× 学童期の吃音児への対応はことばを繰り返した時は矯正せず話の内容に注目する.


〈第23回 ST国試 午後88〉

吃音がある4歳児の両親への指導として正しいのはどれか. 
1.吃音をその都度注意する.
2.子供にささやき声で話させる.
3.子供の話を最後まで聞く.
4.子供が「言えない」と訴えたら練習させる.
5.苦手な言葉を言い換えさせる.

解答

1.× 吃音がある4歳児の両親への指導は吃ったら子どもの発話をもう一度楽な言い方で繰り返してあげる.
2.× 学齢期以降の子供にささやき声で話させて流暢な発話を促す.
3.○ 正しい.
4.× 吃音がある4歳児の両親への指導は子供が「言えない」と訴えたらら話を聞いてあげるゆっくりした状態であることを伝える.
5.× 吃音がある4歳児の両親への指導は簡単な語彙・短文を使用する.


〈第19回 ST国試 午後88〉

吃音のある児童の親への助言として適切なのはどれか.3つ選べ. 
1.子供の話をゆっくり聞く.
2.吃音は良くならないと親に説明する.
3.子供にできるだけ多く質問する.
4.子供が話すときに心配そうな顔をしない.
5.「ゆっくり言いなさい」という注意をしない.

解答

1.○ 正しい.
2.× 吃音のある児童の親へ吃音は良くならないと説明するのは適切でない.
3.× 吃音のある児童の親へ子供に多くの質問はしないよう助言する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第13回 ST国試 午後88〉

吃音児に提示する「楽な発話モデル」について正しいのはどれか. 
1.質問の多用
2.テンポよい応答
3.ゆっくりした発話
4.大きな声
5.明瞭な歯切れの良い発話

解答

1.× 質問の多用を避けるのは望ましいコミュニケーション環境である.
2.× 「楽な発話モデル」では子どもが話し終わってからワンテンポおいてから話し始める.
3.○ 正しい.
4.× 「楽な発話モデル」では抑揚や大きさは適度に保つ.
5.× 「楽な発話モデル」では音と音をややつなげ気味に話す.


〈第27回 ST国試 午後88〉

流暢性形成訓練で適切でないのはどれか. 
1.軟起声
2.軽い構音接触
3.やや引き伸ばす発話
4.過度なフレージング
5.足で床を蹴りながらの発話

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 足で床を蹴りながらの発話は不必要な身体運動や緊張を招くので適切でない.


〈第12回 ST国試 午後88〉

吃音の流暢性促進訓練で誤っているのはどれか. 
1.発話の低速化
2.軟起声
3.力を抜いた構音動作
4.筋緊張のフィードバック
5.モーラ指折り法

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× モーラ指折り法は発話速度を調整するために行う訓練である.


〈第24回 ST国試 午後88〉

吃音者が流暢になりやすいのはどれか.2つ選べ. 
1.ささやき声で話す.
2.ゆっくりと話す.
3.はきはきと話す.
4.高い声で話す.
5.大きな声で話す.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 吃音者が流暢になりやすいのははっきりさせすぎずに話す.
4.× 吃音者が流暢になりやすいのは柔らかい声で話す.
5.× 吃音者が流暢になりやすいのは力の抜けた声で話す.


〈第26回 ST国試 午後88〉

言語的随伴刺激を用いる吃音の訓練方法はどれか. 
1.吃音緩和法
2.認知行動療法
3.流暢性形成訓練
4.リッカムプログラム
5.メンタルリハーサル法

解答

1.× 吃音緩和法は吃音症状を楽な軽い吃音へと緩和する訓練方法である.
2.× 認知行動療法は吃音に対する否定的な自動思考を抑える訓練方法である.
3.× 流暢性形成訓練はスモールステップのプログラム学習法により流暢な発話を形成していく訓練方法である.
4.○ 正しい.
5.× メンタルリハーサル法は声を出さずに頭の中で自然な発話を行う訓練方法である.


〈第21回 ST国試 午後88〉

誤っている組合せはどれか. 
1.吃音緩和法 ――― 脱感作
2.流暢性形成法 ――― 系統的発話訓練
3.環境調整法 ――― 吃音児の両親指導
4.メンタルリハーサル法 ――― バイオフィードバック
5.リッカムプログラム ――― オペラント条件づけ

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× メンタルリハーサル法 ――― 系統的脱感作
5.○ 正しい.


〈第23回 ST国試 午後87〉

吃音について誤っている組合せはどれか. 
1.ブロック ――― 環境的要因
2.クラタリング ――― 衝動的な話し方
3.リッカムプログラム ――― 両親による指導
4.メンタルリハーサル法 ――― 間接的訓練
5.セルフ・ヘルプグループ ――― 社会的支援

解答

1.× ブロック ――― 吃音中核症状
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第25回 ST国試 午後88〉

吃音のセルフヘルプグループの主な活動目的はどれか. 
1.経済的援助
2.疾病予防
3.介護支援
4.文化交流
5.心理的共感

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.○ 吃音のセルフヘルプグループの主な活動目的は心理的共感である.


〈第25回 ST国試 午前88〉

3歳6か月の男児.発達性吃音の疑い.適切な対応はどれか.3つ選べ. 
1.過度な心理的負荷を与えない.
2.十分な間をとってゆっくり話す.
3.肯定的な関わりに努める.
4.はきはきとした話し方を教える.
5.落ち着いて話すよう指示する.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 音と音をややつなげ気味の話し方を教える.
5.× ゆっくりめの発話速度で話すよう指示する.


〈第18回 ST国試 午前88〉

吃音のある10歳の男児.対応として適切でないのはどれか. 
1.流暢性形成の訓練
2.ことばの言い替えの奨励
3.学級担任の吃音への理解要請
4.本人の吃音への理解促進
5.他の吃音児との交流

解答

1.○ 正しい.
2.× 吃音児へのことばの言い替えの奨励は回避を促すため不適切である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第17回 ST国試 午後88〉

20歳の吃音男性.訓練として適切でないのはどれか. 
1.硬起声発声の指導
2.メンタルリハーサル法
3.発話速度の低下
4.軽い構音接触
5.遅延聴覚フィードバックの使用

解答

1.× 吃音者への訓練では軟起声発声の指導をする.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第20回 ST国試 午後87〉

20歳男性.主訴は吃音.自由会話ではほとんど吃音症状は見られないが,職場での電話対応が困難である.適切でない対応はどれか. 
1.電話場面の吃音症状を評価する.
2.随意吃の訓練を実施する.
3.セルフヘルプグループを紹介する.
4.職場に対して理解と協力を要請する.
5.会話に支障がないので,支援対象外とする.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 職場での電話対応が困難であるので,支援対象である.