〈第23回 ST国試 午前83〉
運動障害性構音障害患者へのアプローチで誤っているのはどれか.
1.DAF
2.五十音表
3.軟口蓋挙上装置
4.ペーシングボード
5.ピックアップマイク
解答
1.× DAFは吃音患者へのアプローチである.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第13回 ST国試 午後82〉
運動障害性構音障害の訓練について正しいのはどれか.3つ選べ.
1.構音器官の筋力強化訓練は短時間に頻回に行う.
2.認知面の障害の影響を考慮する.
3.バイトブロックで下顎のジストニーを制限する.
4.構音器官の運動機能の改善がプラトーに達したら発話の訓練に移る.
5.進行性疾患の場合は発話の訓練は行わない.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 運動障害性構音障害の訓練は構音器官の運動機能の改善に合わせて発話訓練を実施する.
5.× 運動障害性構音障害の訓練は進行性疾患の場合であっても発話の訓練を実施する.
〈第20回 ST国試 午前84〉
運動障害性構音障害の訓練として適切でないのはどれか.
1.補装具を利用する.
2.構音器官の運動範囲を拡大させる.
3.プロソディを強調する.
4.発声機能の改善を図る.
5.初期から発話速度を上昇させる.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 初期から発話速度を上昇させると発話能力を低下させてしまうので運動障害性構音障害の訓練として適切でない.
〈第24回 ST国試 午前83〉
顎と舌の分離運動を促す訓練はどれか.
1.閉口のまま発声する.
2.開口と閉口を繰り返す.
3.舌圧子を両唇間で保持する.
4.開口のまま強い呼気を出す.
5.バイトブロックを咬みながら舌尖音の産生をする.
解答
1.× 閉口のまま発声しても顎と舌の分離運動を促す訓練にはならない.
2.× 開口と閉口を繰り返しても顎と舌の分離運動を促す訓練にはならない.
3.× 舌圧子を両唇間で保持しても顎と舌の分離運動を促す訓練にはならない.
4.× 開口のまま強い呼気を出しても顎と舌の分離運動を促す訓練にはならない.
5.○ 正しい.
〈第21回 ST国試 午後83〉
運動障害性構音障害において発話速度の調整に用いられるのはどれか.2つ選べ.
1.タッピング法
2.キーワード法
3.マスキング法
4.デブロッキング法
5.聴覚遅延フィードバック法
解答
1.○ 正しい.
2.× キーワード法は随意的な発話の生成能力を高める訓練である.
3.× マスキング法は聴覚フィードバックを断って発声感覚を取り戻す訓練である.
4.× デブロッキング法は失語症の訓練である.
5.○ 正しい.
〈第14回 ST国試 午前83〉
発話速度のコントロールに用いられるのはどれか.3つ選べ.
1.リズミック・キューイング法
2.プッシング法
3.Kayser-Gutzmann法
4.フレージング法
5.聴覚遅延フィードバック
解答
1.○ 正しい.
2.× プッシング法は声帯の緊張を強める音声訓練である.
3.× Kayser-Gutzmann法は変声障害に対する音声訓練である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第17回 ST国試 午前79〉
発話速度を遅くする訓練法はどれか.2つ選べ.
1.アクセント法
2.チューイング法
3.フレージング法
4.モーラ指折り法
5.メンタルリハーサル法
解答
1.× アクセント法は呼気を強める音声訓練である.
2.× チューイング法は声帯の緊張を弱める音声訓練である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× メンタルリハーサル法は吃音に対する訓練である.
〈第25回 ST国試 午後82〉
発話速度の調整を日的とする訓練はどれか.
1.咀嚼法
2.交互反復連動
3.内緒話法
4.顔面の寒冷刺激
5.フレージング
解答
1.× 咀嚼法は声帯の緊張を弱める音声訓練である.
2.× 交互反復連動は口腔構音機能の訓練である.
3.× 内緒話法は声帯の緊張を弱める音声訓練である.
4.× 顔面の寒冷刺激は口腔構音機能の訓練である.
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午後82〉
運動障害性構音障害に対する発話訓練のうち,発話中に意図的に休止を入れる訓練はどれか.
1.タッピング法
2.モーラ指折り法
3.フレージング法
4.リー・シルバーマン法
5.ポインティングスピーチ
解答
1.× タッピング法は発話中に意図的に休止を入れない.
2.× モーラ指折り法は発話中に意図的に休止を入れない.
3.○ 正しい.
4.× リー・シルバーマン法は発声中に意図的に休止を入れない.
5.× ポインティングスピーチは発話中に意図的に休止を入れない.
〈第17回 ST国試 午後77〉
運動障害性構音障害において発話明瞭度を改善する方法でないのはどれか.
1.発声訓練
2.語音弁別訓練
3.発話速度の調整
4.プロソディ訓練
5.構音器官の運動訓練
解答
1.○ 正しい.
2.× 語音弁別訓練は機能性構音障害に用いる訓練方法である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第11回 ST国試 午後82〉
会話時に使用困難なのはどれか.
1.モーラ指折り法
2.ペーシングボード
3.頭文字指差し法
4.聴覚遅延フィードバック法(DAF)
5.リズミック・キューイング法
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× リズミック・キューイング法はメトロノーム等を使用するので会話時には困難である.
〈第21回 ST国試 午後77〉
誤っている組合せはどれか.
1.モーラ指折り法 ――― 発話速度の調節
2.フレージング ――― 過緊張発声の軽減
3.漸次接近法 ――― 誤った構音習慣の改善
4.ブローイング ――― 鼻咽腔閉鎖機能の改善
5.構音位置づけ法 ――― 構音操作の習得
解答
1.○ 正しい.
2.× フレージング ――― 発話速度の調節
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午前83〉
誤っている組合せはどれか.
1.開鼻声 ――― 補綴的治療
2.子音の歪み ――― 構音訓練
3.発話速度の亢進 ――― フレージング法
4.声量の低下 ――― リー・シルバーマン法
5.気管切開による失声 ――― 食道発声
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 喉頭摘出による失声 ――― 食道発声
〈第19回 ST国試 午前83〉
誤っている組合せはどれか.
1.声量低下 ――― DAFを使った訓練
2.舌筋力低下 ――― 舌抵抗訓練
3.声門閉鎖不全 ――― プッシング法
4.声の高さの異常 ――― Kayser-Gutzmann法
5.発話速度亢進 ――― ポインティングスピーチ
解答
1.× 発話速度の調整 ――― DAFを使った訓練
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第16回 ST国試 午後83〉
誤っている組合せはどれか.
1.弛緩性構音障害 ――― 筋力強化訓練
2.痙性構音障害 ――― ストレッチ運動
3.失調性構音障害 ――― 発話速度の上昇訓練
4.運動低下性構音障害 ――― 努力性の発声・発話訓練
5.運動過多性構音障害 ――― 代償的発話ストラテジーの習得
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 失調性構音障害 ――― 発話速度のコントロール訓練
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午前82〉
誤っている組合せはどれか.
1.多発性脳梗塞 ――― 腹式呼吸による発声
2.閉じ込め症候群 ――― 口述文字盤
3.シャイ・ドレーガー症候群 ――― プッシング法
4.遅発性ジスキネジア ――― バイトブロック
5.パーキンソン病 ――― ペーシングボード
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× ギラン・バレー症候群 ――― プッシング法
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第18回 ST国試 午前82〉
痙性構音障害の訓練に用いるのはどれか.2つ選べ.
1.圧迫刺激
2.タッピング
3.アイシング
4.持続的伸長
5.バイブレーション
解答
1.× 圧迫刺激は音声訓練で実施する.
2.× タッピングは発話速度の調整訓練である.
3.× アイシングは鼻咽腔閉鎖機能不全に対して実施する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第25回 ST国試 午前84〉
痙性構音障害患者に適応とならない訓練はどれか.
1.ブローイング
2.プッシング
3.呼吸と発声の協調
4.下顎と舌の分離運動
5.筋のリラクゼーション
解答
1.○ 正しい.
2.× プッシングは弛緩性構音障害患者に適応となる訓練である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第16回 ST国試 午前84〉
脳梗塞発症後1年の50代男性.単語の復唱では正しい音が生成できるが,短文の復唱で鼻音化が出現し,文章音読,会話でその頻度が増した.適切な対応はどれか.3つ選べ.
1.ブローイング
2.ハミング
3.アイシング
4.フレージング
5.パラタルリフト
解答
1.○ 正しい.
2.× 単語の復唱では正しい音が生成できるので声帯の緊張を弱めるハミングの必要はない.
3.× 単語の復唱では正しい音が生成できるのでアイシングは必要ない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午後83〉
45歳の女性.脳幹梗塞発症後3か月.主訴は「スムーズに話せない」.MPT8秒だが声量は保たれており,開鼻声なし.音の持続時間の乱れがあり,会話明瞭度3.適切な訓練法はどれか.
1.長文斉読
2.ハミング発声
3.ブローイング
4.プッシング法
5.フレージング法
解答
1.× 音の持続時間の乱れがあるので長文斉読は適切でない.
2.× MPT8秒だが声量が保たれているのでハミング発声は必要ない.
3.× 開鼻声が無いのでブローイングは必要ない.
4.× MPT8秒だが声量が保たれているのでプッシング法は必要ない.
5.○ 正しい.
〈第27回 ST国試 午前84〉
パーキンソン病患者に用いる訓練法でないのはどれか.
1.フレージング法
2.チューブ発声法
3.メトロノームの利用
4.リー・シルバーマン法
5.リズミックキューイング法
解答
1.○ 正しい.
2.× チューブ発声法は鼻咽腔閉鎖機能不全に用いる訓練法である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第22回 ST国試 午前83〉
パーキンソン病の構音訓練について誤っているのはどれか.
1.内緒話法
2.タッピング
3.モーラ指折り法
4.フレージング法
5.リー・シルバーマン法
解答
1.× 内緒話法は声門閉鎖を弱めるために行う訓練なのでパーキンソン病の構音訓練として適さない.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第19回 ST国試 午後82〉
パーキンソン病の60歳男性.単音節および単語では正しい音が生成できるが,文では話速度が速くなり明瞭度が低下する.適切な訓練法はどれか.2つ選べ.
1.内緒話法
2.吸気発声法
3.フレージング法
4.モーラ指折り法
5.あくび・ため息法
解答
1.× 内緒話法は声帯の緊張を緩める訓練のため話速度が速くなり明瞭度が低下するパーキンソン病の訓練法として適切でない.
2.× 吸気発声法は声帯の緊張を緩める訓練のため話速度が速くなり明瞭度が低下するパーキンソン病の訓練法として適切でない.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× あくび・ため息法は声帯の緊張を緩める訓練のため話速度が速くなり明瞭度が低下するパーキンソン病の訓練法として適切でない.
〈第14回 ST国試 午後83〉
筋委縮性側索硬化症患者へのアプローチとして適切でないのはどれか.
1.誤嚥性肺炎の予防
2.PLPの装着
3.家族へのコミュニケーション方法の指導
4.意思伝達装置の利用
5.代償的構音
解答
1.○ 正しい.
2.× 筋委縮性側索硬化症患者へPLPを装着しても構音の大きな改善は期待できない.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第13回 ST国試 午後79〉
眼球運動のみ可能な筋萎縮性側索硬化症例の代償コミュニケーション手段はどれか.
1.50音読み上げ(聴覚走査法)
2.空書
3.VOCA
4.ペーシングボード
5.コミュニケーションノート
解答
1.○ 正しい.
2.× 眼球運動のみ可能な筋萎縮性側索硬化症には空書は困難である.
3.× 眼球運動のみ可能な筋萎縮性側索硬化症にはVOCAの使用は困難である.
4.× 眼球運動のみ可能な筋萎縮性側索硬化症にはペーシングボードの使用は困難である.
5.× 眼球運動のみ可能な筋萎縮性側索硬化症にはコミュニケーションノートの使用は困難である.
〈第27回 ST国試 午後82〉
アテトーゼ型脳性麻痺児の発話訓練で優先順位が低いのはどれか.
1.四肢運動の抑制
2.頸部安定性の向上
3.呼吸変動性の縮小
4.声の高さ変動の抑制
5.過剰な口腔運動の抑制
解答
1.× 四肢運動の抑制はアテトーゼ型脳性麻痺児の発話訓練で優先順位が低い.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第14回 ST国試 午前84〉
成人のAACについて正しいのはどれか.
1.閉じ込め症候群では対象とならない.
2.脳血管障害では慢性期に導入する.
3.認知機能の評価が必要である.
4.ハイテク・コミュニケーション手段の習得を目指す.
5.聴覚走査法は文字盤より容易に使用できる.
解答
1.× 成人のAACは閉じ込め症候群では対象となる.
2.× 成人のAACは脳血管障害では時期によらず必要に応じてに導入する.
3.○ 正しい.
4.× 成人のAACはコミュニケーション手段の習得を目指す.
5.× 文字盤は聴覚走査法より容易に使用できる.