5.発声発語・嚥下障害学 1)音声障害学 ②音声障害疾患

〈第24回 ST国試 午後74〉

小児の声帯結節について正しいのはどれか. 
1.男児と比較して女児に多い.
2.手術治療が第一選択である.
3.自然治癒する時期は10~12歳である.
4.先天性である.
5.片側性が多い.

解答

1.× 小児の声帯結節は女児と比較して男児に多い.
2.× 小児の声帯結節は声の生成指導が第一選択である.
3.○ 正しい.
4.× 声帯結節は後天性である.
5.× 声帯結節は両側性が多い.


〈第21回 ST国試 午後75〉

ポリープ様声帯について正しいのはどれか.3つ選べ. 
1.小児に多い.
2.一側性が多い.
3.粗糙性嗄声となる.
4.声のピッチが低くなる.
5.高度になると呼吸困難を生じる.

解答

1.× ポリープ様声帯は成人に多い.
2.× ポリープ様声帯は両側性が多い.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第17回 ST国試 午前76〉

喉頭肉芽腫の発生要因でないのはどれか. 
1.硬起声発声
2.気管挿管
3.慢性咳嗽
4.胃食道逆流症
5.睡眠時無呼吸症候群

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 喉頭肉芽腫は睡眠時無呼吸症候群と関係ない.


〈第16回 ST国試 午前76〉

喉頭麻痺について誤っているのはどれか. 
1.治療前に原因検索を優先する.
2.披裂軟骨脱臼との鑑別が必要である.
3.両側性麻痺では呼吸困難が問題となる.
4.一側性麻痺は右側に多い.
5.麻痺声帯の位置によって症状が変化する.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 一側性喉頭麻痺は左側に多い.
5.○ 正しい.


〈第13回 ST国試 午後74〉

片側喉頭麻痺について誤っているのはどれか. 
1.声域の制限
2.気息性嗄声
3.声量の低下
4.最長発声持続時間の短縮
5.発声時平均呼気流率の低下

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 片側喉頭麻痺では発声時平均呼気流率が上昇する.


〈第24回 ST国試 午前75〉

片側声帯麻痺について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.右側に多い
2.気息性嗄声を呈す.
3.麻痺側声帯は萎縮する.
4.最長発声持続時間は延長する.
5.気管挿管が原因の場合は予後不良である.

解答

1.× 片側声帯麻痺は左側に多い
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 片側声帯麻痺は最長発声持続時間が短縮する.
5.× 片側声帯麻痺は気管挿管が原因の場合は予後良好である.


〈第21回 ST国試 午後76〉

痙攣性発声障害について正しいのはどれか. 
1.女性より男性に多い.
2.60歳以降の高齢者に多い.
3.内転型は呼吸困難を合併することが多い.
4.内転型は声の詰まりを主症状とすることが多い.
5.音声治療によって症状は速やかに改善することが多い.

解答

1.× 痙攣性発声障害は男性より女性に多い.
2.× 痙攣性発声障害は20~50歳代に多い.
3.× 痙攣性発声障害は呼吸困難を合併することが少ない.
4.○ 正しい.
5.× 痙攣性発声障害の音声治療はある程度有効であるが個人差が大きい.


〈第18回 ST国試 午後74〉

痙攣性発声障害について正しいのはどれか. 
1.若年の男性に多い.
2.内転型が外転型より多い.
3.心因性発声障害の一つである.
4.内転型では断続的な呼吸苦を主症状とする.
5.音声治療で高率に症状の寛解が得られる.

解答

1.× 痙攣性発声障害は20~40歳代の女性に多い.
2.○ 正しい.
3.× 痙攣性発声障害は心因性発声障害と異なる.
4.× 痙攣性発声障害の内転型では断続的な声の途切れを主症状とする.
5.× 痙攣性発声障害は音声治療のみでの完治は困難である.


〈第13回 ST国試 午後75〉

外転型痙攣性発声障害で不随意運動が起こるのはどれか. 
1.輪状咽頭筋
2.後輪状披裂筋
3.外側輪状披裂筋
4.甲状披裂筋
5.披裂筋

解答

1.× 輪状咽頭筋は嚥下時に筋活動がみられる.
2.○ 正しい.
3.× 外側輪状披裂筋は内転型痙攣性発声障害で不随意運動が起こる.
4.× 甲状披裂筋は内転型痙攣性発声障害で不随意運動が起こる.
5.× 披裂筋は内転型痙攣性発声障害で不随意運動が起こる.


〈第16回 ST国試 午前77〉

心因性失声症について誤っているのはどれか. 
1.発症は急である.
2.転換性障害であることが多い.
3.心理療法が必要である.
4.発声時に声門は閉鎖している.
5.咳払いから発声を誘導するのは有効である.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 心因性失声症は発声時に声門は正中位にある.
5.○ 正しい.


〈第16回 ST国試 午後74〉

変声障害について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.器質的音声障害である.
2.喉頭の枠組み形成が不十分である.
3.第二次性徴発現の遅れを伴う.
4.声の翻転がみられる.
5.発声指導で地声を誘導する.

解答

1.× 変声障害は器質的音声障害である.
2.× 変声障害は機能的音声障害のため喉頭の枠組み形成は十分である.
3.× 変声障害では第二次性徴発現の遅れを伴わない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第20回 ST国試 午前75〉

誤っているのはどれか. 
1.喉頭癌は男性に多い.
2.変声障害は男性に多い.
3.小児声帯結節は女児に多い.
4.心因性失声症は女性に多い.
5.痙攣性発声障害は女性に多い.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 小児声帯結節は男児に多い.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第12回 ST国試 午後74〉

正しいのはどれか. 
1.声帯ポリープはまれに癌化する.
2.声帯結節は片側性が多い.
3.ポリープ様声帯はラインケ浮腫とも呼ばれる.
4.喉頭肉芽腫は声帯膜様部中央にできることが多い.
5.若年型喉頭乳頭腫の術後再発はまれである.

解答

1.× 声帯ポリープは血腫であるので癌化しない.
2.× 声帯結節は両側性が多い.
3.○ 正しい.
4.× 喉頭肉芽腫は声帯突起(軟骨)部にできることが多い.
5.× 若年型喉頭乳頭腫の術後再発は高頻度である.


〈第15回 ST国試 午後74〉

男性より女性に多いのはどれか.2つ選べ. 
1.喉頭癌
2.変声障害
3.声帯溝症
4.心因性失声症
5.痙攣性発声障害

解答

1.× 喉頭癌は女性より男性に多い.
2.× 変声障害は女性より男性に多い.
3.× 声帯溝症は女性より男性に多い.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第23回 ST国試 午前75〉

男性より女性に好発するのはどれか.2つ選べ. 
1.吃音
2.喉頭癌
3.小児声帯結節
4.心因性音声障害
5.痙攣性発声障害

解答

1.× 吃音は女性より男性に好発する.
2.× 喉頭癌は女性より男性に好発する.
3.× 小児声帯結節は女性より男性に好発する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第21回 ST国試 午前75〉

音声酷使が原因となるのはどれか. 
1.声帯結節
2.声帯嚢胞
3.声帯溝症
4.喉頭乳頭腫
5.喉頭横隔膜症

解答

1.○ 正しい.
2.× 声帯嚢胞の原因は分泌腺開口部の閉塞である.
3.× 声帯溝症の原因は不明である.
4.× 喉頭乳頭腫の原因はヒトパピローマウイルス感染である.
5.× 喉頭横隔膜症の原因は先天性が不明,後天性が外傷によるものである.


〈第14回 ST国試 午後74〉

声帯の器質的異常を伴うのはどれか. 
1.過緊張性発声障害
2.変声障害
3.痙攣性発声障害
4.心因性発声障害
5.声帯溝症

解答

1.× 過緊張性発声障害は機能的音声障害である.
2.× 変声障害は機能的音声障害である.
3.× 痙攣性発声障害は神経系の音声障害である.
4.× 心因性発声障害は機能的音声障害である.
5.○ 正しい.


〈第24回 ST国試 午後75〉

声帯振動が観察されないのはどれか. 
1.変声障害
2.声帯結節
3.片側声帯麻痺
4.心因性失声症
5.声帯ポリープ

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 心因性失声症は声帯振動が観察されない.
5.○ 正しい.


〈第11回 ST国試 午前75〉

話声位が低くなるのはどれか. 
1.ポリープ様声帯
2.片側反回神経麻痺
3.パーキンソン病
4.声帯溝症
5.変声障害

解答

1.○ 正しい.
2.× 片側反回神経麻痺では話声位は変わらない.
3.× パーキンソン病では話声位は変わらない.
4.× 声帯溝症では話声位は変わらない.
5.× 変声障害では話声位は変わらない.


〈第25回 ST国試 午後75〉

音声障害診療ガイドライン(2018年)の音声障害分類表の中で喉頭の組織異常に分類されない疾患はどれか. 
1.声帯結節
2.声帯溝症
3.声帯出血
4.急性喉頭炎
5.喉頭肉芽腫

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 急性喉頭炎は音声障害診療ガイドライン(2018年)の音声障害分類表の中で喉頭の炎症性疾患に分類される疾患である.
5.○ 正しい.


〈第26回 ST国試 午前76〉

声帯の疾患と原因との組合せで正しいのはどれか. 
1.喉頭乳頭腫 ――― ヒトパピローマウイルスの感染
2.ポリープ様声帯 ――― 分泌腺開口部の閉塞
3.声帯結節 ――― 気管挿管
4.声帯嚢胞 ――― 音声酷使
5.喉頭肉芽腫 ――― 喫煙

解答

1.○ 正しい.
2.× ポリープ様声帯 ――― 喫煙
3.× 声帯結節 ――― 音声酷使
4.× 声帯嚢胞 ――― 分泌腺開口部の閉塞
5.× 喉頭肉芽腫 ――― 気管挿管


〈第25回 ST国試 午後74〉

疾患と誘因との組合せで正しぃのはどれか.3つ選べ. 
1.ボリープ様声帯 ――― 喫煙
2.声帯結節 ――― 加齢
3.声帯萎縮 ――― 音声酷使
4.声帯麻痺 ――― 胸部大動脈瘤
5.急性声門下喉頭炎 ――― ウイルス感染

解答

1.○ 正しい.
2.× 声帯結節 ――― 音声酷使
3.× 声帯萎縮 ――― 加齢
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第13回 ST国試 午前75〉

正しい組合せはどれか.2つ選べ. 
1.声帯結節 ――― 出血
2.ポリープ様声帯 ――― 喫煙
3.喉頭乳頭腫 ――― ウイルス感染
4.声帯ポリープ ――― 細菌感染
5.声帯嚢胞 ――― 外傷

解答

1.× 声帯結節 ――― たこ
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 声帯ポリープ ――― 血腫
5.× 声帯嚢胞 ――― 嚢胞


〈第14回 ST国試 午前76〉

20歳の男性.主訴は「大きな声が出ない」.話声位は260Hzで声の翻転あり.疑われるのはどれか. 
1.声帯結節
2.ポリープ様声帯
3.変声障害
4.痙攣性発声障害
5.声帯ポリープ

解答

1.× 20歳の男性・「大きな声が出ない」・話声位260Hz・声の翻転より変声障害が疑われる.
2.× 20歳の男性・「大きな声が出ない」・話声位260Hz・声の翻転より変声障害が疑われる.
3.○ 正しい.
4.× 20歳の男性・「大きな声が出ない」・話声位260Hz・声の翻転より変声障害が疑われる.
5.× 20歳の男性・「大きな声が出ない」・話声位260Hz・声の翻転より変声障害が疑われる.


〈第11回 ST国試 午後74〉

50歳の男性.前日からの咽頭痛が増悪し,こもった声と呼吸困難とが出現した.最も注意を要するのはどれか. 
1.急性咽頭炎
2.急性喉頭蓋炎
3.急性声帯炎
4.急性声門下喉頭炎
5.急性気管支炎

解答

1.× 急性咽頭炎に呼吸困難はみられない.
2.○ 正しい.
3.× 急性声帯炎に呼吸困難はみられない.
4.× 急性声門下喉頭炎に咽頭痛はみられない.
5.× 急性気管支炎に咽頭痛はみられない.