1.言語聴覚障害学総論 2)言語聴覚評価学 ①評価・診断

〈第12回 ST国試 午前52〉

評価・診断について正しいのはどれか. 
1.総合的検査の実施は不可欠である.
2.間接的情報は障害の有無の判断に不要である.
3.情報の統合と分析が必要である.
4.個人的な背景は重症度の判断に不要である.
5.予後予測が目的である.

解答

1.× 評価・診断において総合的検査の実施は必要に応じて実施する.
2.× 評価・診断において間接的情報は障害の有無の判断に必要となることもある.
3.○ 正しい.
4.× 評価・診断において個人的な背景は重症度の判断に必要となることもある.
5.× 評価・診断において予後予測も目的の一つである.


〈第16回 ST国試 午前54〉

正しいのはどれか. 
1.構造化面接ではあらかじめ設定した質問項目に忠実に従う.
2.半構造化面接では質問する内容は決めておかない.
3.実験観察法では日常生活に近い状況で自然行動を観察する.
4.掘り下げ検査では訓練効果を判定する.
5.スクリーニング検査では障害の程度を判定する.

解答

1.○ 正しい.
2.× 半構造化面接では質問する内容は決めておく.
3.× 実験観察法では環境を統制した状況で自然行動を観察する.
4.× 掘り下げ検査では言語病理学的診断を行う.
5.× スクリーニング検査では障害の存在の可能性について判定する.


〈第22回 ST国試 午前53〉

ある行動に影響を与えると思われる条件を変化させ,条件と行動との関係を調べるのはどれか. 
1.構造化面接
2.非構造化面接
3.内観法
4.自然的観察
5.実験的観察

解答

1.× 構造化面接はあらかじめ設定した質問紙に基づいて実施する.
2.× 非構造化面接はあらかじめ質問内容を決めておき,さらに自由に他の質問も実施する.
3.× 内観法は回想をして面接者に報告する.
4.× 自然的観察は対象者をありのまま観察していく方法である.
5.○ 正しい.


〈第25回 ST国試 午後52〉

入院時の情報収集を目的として,主訴や現病歴などから心理社会的背景まで,質問項目をある程度決めて,回答に応じて詳細な内容を聞いた.この面接法はどれに該当するか. 
1.インテークのための 構造化面接
2.評価のための 構造化面接
3.インテークのための 半構造化面接
4.評価のための 半構造化面接
5.インテークのための 非構造化面接

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 入院時の情報収集を目的としているのでインテークのためであり,質問項目をある程度決めて回答に応じて詳細な内容を聞いているので半構造化面接である.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第11回 ST国試 午前52〉

正しいのはどれか. 
1.スクリーニング検査の目的は重症度の判定である.
2.性別や年齢は障害の重症度の判定に影響を及ぼさない.
3.評価内容は検査時の課題への取り組み態度を含む.
4.統合的検査を実施すれば掘り下げ検査は不要である.
5.評価結果の取り扱いは言語聴覚士の判断に委ねられる.

解答

1.× スクリーニング検査の目的は障害の存在の可能性についての判定である.
2.× 性別や年齢は障害の重症度の判定に影響を及ぼす.
3.○ 正しい.
4.× 統合的検査を実施しても掘り下げ検査は必要である.
5.× 評価結果の取り扱いはチームの判断に委ねられる.


〈第20回 ST国試 午後53〉

スクリーニング検査について誤っているのはどれか.2つ選べ. 
1.ベッドサイド検査と同義である.
2.機器を用いないで実施できる検査のことをいう.
3.該当する母集団の全員が対象となる.
4.評価の初期段階に位置付けられる.
5.実際には対象疾患がない人を選別する誤りに比べ,実際に対象疾患がある人を見逃す誤りの方がより重大である.

解答

1.× スクリーニング検査はベッドサイド以外でも行う.
2.× スクリーニング検査は機器を用いて実施する検査もある.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.