〈第22回 ST国試 午後95〉
指文字の形態が仮名文字の表象と対応しているのはどれか.
1.ア
2.カ
3.タ
4.ヘ
5.セ
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 指文字の形態が仮名文字の表象と対応しているのはコ,ス,チ,ツ,ニ,ノ,フ,ヘ,リ,ル,レ,ロ,ンである.
5.× 誤り.
〈第13回 ST国試 午後100〉
指点字について正しいのはどれか.
1.人さし指で発信する.
2.手のひらで受信する.
3.キューサインを用いる.
4.ローマ字式がある.
5.五十音に対応している.
解答
1.× 指点字は人さし指・中指・薬指で送受信する.
2.× 手のひらで受信するのは手書き文字である.
3.× キューサインを用いるを用いるのはキュードスピーチである.
4.× ローマ字式があるのは指文字である.
5.○ 正しい.
〈第23回 ST国試 午後97〉
日本語の読話口形について誤っているのはどれか.
1.母音はすべて開唇する.
2.五十音表に対応した同数の口形がある.
3.マ行音は閉唇する.
4.促音や拗音は後続子音によって口形が異なる.
5.イ段の音はア段の音より類唇音が多い.
解答
1.○ 正しい.
2.× 日本語の読話口形は約15種類ある.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第16回 ST国試 午前95〉
読話において口形情報のみで識別が可能な組合せはどれか.
1.軟口蓋音 ――― 母音
2.有声音 ――― 無声音
3.通鼻音 ――― 非通鼻音
4.破裂音 ――― 摩擦音
5.硬口蓋音 ――― 両唇音
解答
1.× 読話では奥舌の観察でしにくいため軟口蓋音と母音の識別は困難である.
2.× 読話では声帯振動の有無が観察できないため有声音と無声音の識別は困難である.
3.× 読話では気流の流れを観察できないため通鼻音と非通鼻音の識別は困難である.
4.× 読話では構音様式の観察ができないため破裂音と摩擦音の識別は困難である.
5.○ 正しい.
〈第21回 ST国試 午前96〉
聴覚障害者の読話について誤っているのはどれか.
1.日本語の口形は約15種類ある.
2.閉唇子音は開唇子音に比べて読話情報量が多い.
3.幼児期発症の聴覚障害者は約70%の発話を読話で理解する.
4.「乾杯」と「販売」の口形情報は同じである.
5.話し手の表情は読み手の読話力に影響する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 聴覚障害者の9.5%が読話をコミュニケーション障害手段として利用している.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第14回 ST国試 午後99〉
聴覚障害児に対する二言語二文化法による指導について正しいのはどれか.
1.手話から書記言語に移行する.
2.聴覚音声から書記言語に移行する.
3.キューサインから音声言語に移行する.
4.指文字から仮名文字に移行する.
5.音声対応手話から音声言語に移行する.
解答
1.○ 二言語二文化法とは手話と書記言語の使用である.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第15回 ST国試 午後91〉
聴覚障害幼児のコミュニケーション法で音韻意識の形成に寄与しないのはどれか.
1.手話
2.音声
3.指文字
4.かな文字
5.キューサイン
解答
1.× 手話は独自の音韻・文法体系のため音韻意識の形成に寄与しない.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午前92〉
幼児期の手話コミュニケーションに基づいた言語指導の特徴でないのはどれか.
1.実用的コミュニケーションの成立
2.コミュニケーション機能の分化
3.助詞・助動詞の獲得
4.連続する談話の構成
5.自己有効感の充実
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 手話コミュニケーションでは助詞・助動詞の獲得は困難である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第19回 ST国試 午前91〉
高度難聴の乳児をもつ療育者に対する聴覚口話コミュニケーション指導として適切でないのはどれか.
1.視覚的手段の利用
2.児の視線への注目
3.声の豊かな抑揚
4.児の発音の修正
5.声掛けの際の位置
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 児の発音の修正は構音訓練であり,聴覚口話コミュニケーション指導でない.
5.○ 正しい.
〈第21回 ST国試 午前91〉
難聴幼児指導における聴覚口話法について誤っているのはどれか.2つ選べ.
1.残存聴力を活用する.
2.発達年齢に応じて行う.
3.単感覚法である.
4.日本独自の指導法である.
5.聴覚的フィードバックの形成を図る.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 聴覚口話法は多感覚法である.
4.× 聴覚口話法は西洋発症の指導法である.
5.○ 正しい.
〈第20回 ST国試 午後92〉
聴覚障害児のコミュニケーション法について誤っている組合せはどれか.
1.聴覚口話法 ――― 聴覚・音声・読話を併用する.
2.聴覚音声法 ――― 音声聴取によって聴覚を最大限に活用する.
3.キュードスピーチ法 ――― 子音は手の形で,母音は口形で示す.
4.トータルコミュニケーション法 ――― 児に適切なあらゆる方法を用いる.
5.バイリンガル法 ――― 日本語対応手話を導入し,第二言語に日本語を導入する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× バイリンガル法 ――― 日本手話を導入し,第二言語に日本語を導入する.
〈第22回 ST国試 午前92〉
コミュニケーションモードの特徴について適切でない組合せはどれか.
1.指文字 ――― 手の形・動きは仮名文字や音韻に対応する.
2.キュードスピーチ ――― 手の形・動き・位置で韻律情報を視覚化する.
3.手話 ――― 手の形・動き・位置・表情などで意味概念を表象する.
4.聴覚口話法 ――― 音声言語を主たる媒体とし読話情報を併用する.
5.指点字 ――― 左右の中三指を点字タイプライターに見立て直接打ち込む.
解答
1.○ 正しい.
2.× キュードスピーチ ――― 手の形・動き・位置で音韻情報を視覚化する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第25回 ST国試 午前98〉
難聴者に対する聴覚補償の例として正しいのはどれか.2つ選べ.
1.要約筆記
2.手話通訳
3.音声文字変換ソフト
4.軟骨伝導補聴器
5.補聴援助システム
解答
1.× 要約筆記は難聴者に対する情報補償である.
2.× 手話通訳は難聴者に対する情報補償である.
3.× 音声文字変換ソフトは難聴者に対する情報補償である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第17回 ST国試 午後96〉
両側聴力レベル80dBの中途失聴者の失聴直後の情報保障として適切でないのはどれか.
1.補聴器
2.要約筆記
3.手話通訳
4.印刷資料
5.ノートテイク
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 手話通訳は手話獲得後の中途失聴者の情報保障としてとして適切である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第26回 ST国試 午後100〉
聴覚障害のある学生に対する合理的配慮として適切でないのはどれか.
1.ノートテイク
2.座席位置の配慮
3.オープンスペース型教室
4.音声文字変換ソフトウェアの活用
5.英語リスニング試験の免除
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× オープンスペース型教室は騒音などの軽減対応が難しいので聴覚障害のある学生に対する合理的配慮として適切でない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第15回 ST国試 午後96〉
教育機関での聴覚障害者に対する情報保障の方法として適切でないのはどれか.
1.手話通訳
2.FM補聴器
3.ノートテイク
4.CROS補聴器
5.赤外線補聴援助システム
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× CROS補聴器は良耳が正常に近く難聴耳の補聴器効果が低い場合に適応となる補聴器である.
5.○ 正しい.
〈第13回 ST国試 午後96〉
コミュニケーション手段として手話を用いる可能性が最も低い成人聴覚障害者はどれか.
1.先天性高度難聴者
2.blind-based deaf
3.deaf-based blind
4.ろう者
5.中途失聴者
解答
1.○ 正しい.
2.× blind-based deafは盲ベースのため視覚モダリティである手話の使用は困難である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午前100〉
中等度難聴者の中途失明(全盲)直後の会話受信の方法で正しいのはどれか.2つ選べ.
1.触手話
2.読話
3.聴覚
4.手書き文字
5.点字
解答
1.× 触手話は中等度難聴者であるため会話受信の方法とはならない.
2.× 読話は中途失明(全盲)のため会話受信の方法としてなりえない.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 点字は中途失明(全盲)直後のため会話受信の方法として難しい.
〈第15回 ST国試 午後100〉
高齢期に失聴し,さらに失明した難聴症例への有効な会話支援法はどれか.2つ選べ.
1.空書
2.指点字
3.触手話
4.補聴器
5.人工内耳
解答
1.× 空書は失明したため有効な会話手段とならない.
2.× 指点字は失明が高齢期のため獲得の難易度が高く有効な会話手段とならない.
3.× 触手話は失明が高齢期のため獲得の難易度が高く有効な会話手段とならない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第26回 ST国試 午後90〉
ろうベースの視覚聴覚二重障害のある成人に使用するコミュニケーションモードで誤っているのはどれか.2つ選べ.
1.手のひら書き
2.指文字
3.触手話
4.読話
5.指点字
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 視覚モダリティである読話はろうベースの視覚聴覚二重障害のある成人に使用するコミュニケーションモードとして適切でない.
5.× 指点字は盲ベースの視覚聴覚二重障害のある成人に使用するコミュニケーションモードである.
〈第22回 ST国試 午前100〉
知的発達正常で成人期に難聴が進行した盲ベース盲ろう者のコミュニケーション改善方法として適切なのはどれか.2つ選べ.
1.コミュニケーションボード
2.指点字
3.人工内耳
4.筆談
5.発音サイン
解答
1.× 盲ベースのため視覚モダリティであるコミュニケーションボードは適切でない.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 盲ベースのため視覚モダリティである筆談は適切でない.
5.× 盲ベースのため視覚モダリティである発音サインは適切でない.
〈第27回 ST国試 午前100〉
74歳の男性.学童期に全盲になった.50歳過ぎから難聴が出現し補聴器を装用していたが,半年前に悪化し補聴器を装用しても全く音を感じられなくなった.有用な手段はどれか.2つ選べ.
1.筆談
2.手話
3.点字
4.人工内耳
5.無線補聴援助システム
解答
1.× 全盲のため筆談は有用な手段でない.
2.× 全盲のため手話は有用な手段でない.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 補聴器を装用しても全く音を感じられないので無線補聴援助システムは有用な手段でない.
〈第11回 ST国試 午前100〉
適切でない組合せはどれか.
1.先天性盲ろう児 ――― 指文字触読の導入
2.盲ろう同時障害者 ――― 手書き文字による受信
3.盲ベースの盲ろう者 ――― 音声による発信
4.ろうベースの盲ろう者 ――― 指点字による受信
5.先天性盲ろう重複障害児 ――― 空間探索行動の形成
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 盲ベースの盲ろう者 ――― 指点字による受信
5.○ 正しい.
〈第15回 ST国試 午前100〉
弱視になった聾(ろう)者に対して接近手話(弱視手話)を使用する場合,適切でない組合せはどれか.2つ選べ.
1.話者との距離 ――― 近いほど良い.
2.表情 ――― 大きいほど良い.
3.口唇の動き ――― 大きいほど良い.
4.手話の位置 ――― 見やすい場所で行う.
5.手の動き ――― 大きく動かす.
解答
1.× 話者との距離 ――― 近すぎると手話が見にくくなるため適度な距離を保つ.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 手の動き ――― 大きく動かすと口元・表情が見にくくなるため適度な大きさで動かす.