6.聴覚障害学 1)小児聴覚障害学 ③聴器の病態

〈第24回 ST国試 午後90〉

乳・幼児期の難聴の原因とならないのはどれか. 
1.耳硬化症
2.ムンプス難聴
3.滲出性中耳炎
4.細菌性髄膜炎
5.真珠腫性中耳炎

解答

1.× 耳硬化症は成人の難聴の原因である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第27回 ST国試 午前90〉

滲出性中耳炎と関連しないのはどれか. 
1.口蓋裂
2.ダウン症候群
3.CHARGE症候群
4.先天性風疹症候群
5.ピエール・ロバン症候群

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 先天性風疹症候群は白内障,心奇形,難聴を呈する疾患である.
5.○ 正しい.


〈第21回 ST国試 午後89〉

滲出性中耳炎の病態と関連しないのはどれか. 
1.口蓋裂
2.ダウン症候群
3.CHARGE症候群
4.ペンドレッド症候群
5.ピエール・ロバン症候群

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× ペンドレッド症候群は前庭水管拡大による感音難聴を呈する疾患である.
5.○ 正しい.


〈第17回 ST国試 午後90〉

小児の滲出性中耳炎に該当しないのはどれか. 
1.難聴を自覚して来院することが多い.
2.反復する上気道感染.
3.粘液性の中耳貯留液.
4.C型のティンパノメトリ.
5.両側罹患することが多い.

解答

1.× 小児の滲出性中耳炎では難聴の自覚は少ない.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第15回 ST国試 午前89〉

小児の滲出性中耳炎について正しいのはどれか. 
1.耳痛の訴えが強い.
2.しばしば鼓膜穿孔を生じる.
3.中耳インピーダンスが低下する.
4.小児の難聴の原因として最も多い.
5.耳小骨が溶けて伝音難聴を生じる.

解答

1.× 耳痛の訴えが強いのは急性中耳炎である.
2.× しばしば鼓膜穿孔を生じるのは急性中耳炎である.
3.× 滲出性中耳炎では中耳インピーダンスが上昇する.
4.○ 正しい.
5.× 耳小骨が溶けて伝音難聴を生じるのは慢性中耳炎である.


〈第11回 ST国試 午後90〉

小児滲出性中耳炎について正しいのはどれか. 
1.ティンパノグラムはAs型を示す.
2.アブミ骨筋反射が陽性となる.
3.テトラサイクリン少量長期投与が有効である.
4.口蓋裂児に高頻度にみられる.
5.学童期に新規発症のピークがある.

解答

1.× 滲出性中耳炎ではティンパノグラムはB型を示す.
2.× 滲出性中耳炎ではアブミ骨筋反射が陰性となる.
3.× 小児滲出性中耳炎において抗菌剤であるテトラサイクリン少量長期投与は無効である.
4.○ 正しい.
5.× 小児滲出性中耳炎は乳幼児期に新規発症のピークがある.


〈第23回 ST国試 午前91〉

小児の浸出性中耳炎について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.片側性が多い.
2.耳閉塞感を主訴に受診する.
3.中耳腔は陽圧になっている.
4.口蓋裂児では合併率が高い.
5.鼓膜チューブ留置によって聴力は改善する.

解答

1.× 小児の浸出性中耳炎は両側性が多い.
2.× 耳閉塞感を主訴に受診するのは成人の浸出性中耳炎である.
3.× 浸出性中耳炎の中耳腔は陰圧になっている.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第14回 ST国試 午後90〉

小児の先天性真珠腫について正しいのはどれか.3つ選べ. 
1.耳小骨奇形を合併することがある.
2.難聴が進行することがある.
3.耳管機能障害が誘因である.
4.大部分が自然に消失する.
5.鼓膜に穿孔がない.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 耳管機能障害が誘因であるのは滲出性中耳炎である.
4.× 真珠腫の治療は摘出術と鼓室形成術を実施する.
5.○ 正しい.


〈第27回 ST国試 午後89〉

ムンプス難聴について正しいのはどれか. 
1.薬剤による治療が有効である.
2.難聴は軽度である.
3.先天性難聴である.
4.ムンプスワクチンは定期接種である.
5.成人でも発症する.

解答

1.× ムンプス難聴は薬剤による治療は無効である.
2.× ムンプス難聴は重度難聴である.
3.× ムンプス難聴は後天性難聴である.
4.× ムンプスワクチンは任意接種である.
5.○ 正しい.


〈第22回 ST国試 午前89〉

ムンプス難聴で正しいのはどれか. 
1.治療が著効する.
2.成人は発症しない.
3.両側に発症しない.
4.全例で耳下腺が腫脹する
5.高度難聴が多い.

解答

1.× ムンプス難聴は有効な治療法がない.
2.× ムンプス難聴は成人も発症する.
3.× ムンプス難聴は片側性難聴だが両側性のものもある.
4.× ムンプス難聴は両側性の耳下腺腫脹がみられるが,腫脹のみられない不顕性例もある.
5.○ 正しい.