5.発声発語・嚥下障害学 1)音声障害学 ③検査・評価

〈第19回 ST国試 午後74〉

GRBAS評価の項目として誤っているのはどれか. 
1.痙攣性
2.粗糙性
3.気息性
4.無力性
5.努力性

解答

1.× GRBAS評価の項目はG:嗄声の程度,R:粗糙性,B気息性,A:無力性,S:努力性である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第22回 ST国試 午後74〉

発声機能の検査を行っている.この検査装置で測定するのはどれか.3つ選べ. 

1.声の基本周波数
2.声の強さ
3.GRBAS尺度
4.VHI(Voice Handicap Index)
5.発声時平均呼気流率

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× GRBAS尺度は医療者が主観的に評価する.
4.× VHIはは患者が主観的に評価する.
5.○ 正しい.


〈第26回 ST国試 午後75〉

発声機能検査で測定できないのはどれか.2つ選べ. 
1.振幅変動指数
2.平均基本周波数
3.最長発声持続時間
4.発声時平均呼気流率
5.規格化雑音エネルギー

解答

1.× 振幅変動指数は音響分析装置で測定する.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 規格化雑音エネルギーは音響分析装置で測定する.


〈第15回 ST国試 午前75〉

内視鏡を用いて行う検査法はどれか. 
1.GRBAS評価
2.最長発声持続時間
3.発声時平均呼気流率
4.喉頭ストロボスコピー
5.サウンドスペクトログラフィ

解答

1.× GRBAS評価は聴覚印象評価である.
2.× 最長発声持続時間は母音持続発声時間を計測する.
3.× 発声時平均呼気流率はスパイロメーター等を用いる.
4.○ 正しい.
5.× サウンドスペクトログラフィは音響分析装置を用いる.


〈第13回 ST国試 午後76〉

喉頭内視鏡検査について誤っているのはどれか. 
1.電子内視鏡はファイバースコープより解像度が高い.
2.内視鏡が鼻咽腔を通過しにくい際はマ行音を言わせる.
3.声帯振動を見るときは「エー」と発声させる.
4.喉頭ストロボスコピーでは実際の声帯振動が見える.
5.喉頭の知覚検査が可能である.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 喉頭ストロボスコピーでは声帯振動が見える.
5.○ 正しい.


〈第17回 ST国試 午後76〉

喉頭ストロボスコピーが診断に有用なのはどれか. 
1.変声障害
2.声帯瘢痕
3.喉頭肉芽腫
4.痙攣性発声障害
5.心因性発声障害

解答

1.× 聴覚印象評価が変声障害の診断には有用である.
2.○ 正しい.
3.× 喉頭内視鏡が喉頭肉芽腫の診断に有用である.
4.× 喉頭内視鏡が痙攣性発声障害の診断に有用である.
5.× 喉頭内視鏡が心因性発声障害の診断に有用である.


〈第11回 ST国試 午後75〉

喉頭ストロボスコピーで得られる声帯の重要な情報はどれか.2つ選べ. 
1.厚さ
2.緊張
3.出血の有無
4.粘膜波動
5.非振動部位

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 喉頭ストロボスコピーで得られる声帯の情報は対称性・規則性・声門閉鎖:振幅・粘膜波動・非振動部位である.
5.○ 喉頭ストロボスコピーで得られる声帯の情報は対称性・規則性・声門閉鎖:振幅・粘膜波動・非振動部位である.


〈第25回 ST国試 午前76〉

音声障害の検査で自覚的評価はどれか. 
1.平均呼気流率(MFR)
2.ボイスプロファイル
3.最長発声持続時間(MPT)
4.聴覚心理的評価(GRBAS)
5.VHI(Voice Handicap Index)

解答

1.× 平均呼気流率(MFR)は他覚的評価である.
2.× ボイスプロファイルは他覚的評価である.
3.× 最長発声持続時間(MPT)は他覚的評価である.
4.× 聴覚心理的評価(GRBAS)は他覚的評価である.
5.○ 正しい.


〈第20回 ST国試 午前77〉

音声障害に対する自覚的評価法はどれか. 
1.GRBAS尺度
2.PPQ(周期変動指数)
3.最長発声持続時間
4.VHI(Voice Handicap Index)
5.サウンドスペクトログラフィ

解答

1.× GRBAS尺度は他覚的評価法である.
2.× PPQ(周期変動指数)は他覚的評価法である.
3.× 最長発声持続時間は他覚的評価法である.
4.○ 正しい.
5.× サウンドスペクトログラフィは他覚的評価法である.


〈第27回 ST国試 午後74〉

自覚的評価はどれか. 
1.GRBAS評価
2.平均呼気流率
3.最長発声持続時間
4.APQ(振幅変動指数)
5.Voice Handicap Index

解答

1.× GRBAS尺度は他覚的評価法である.
2.× 平均呼気流率は他覚的評価法である.
3.× 最長発声持続時間は他覚的評価法である.
4.× APQ(振幅変動指数)は他覚的評価法である.
5.○ 正しい.


〈第23回 ST国試 午後74〉

声質を評価する指標はどれか.2つ選べ. 
1.VHI
2.MPT
3.APQ
4.GRBAS評価
5.V-RQOL

解答

1.× VHIはQOLを評価する指標である.
2.× MPTは発生効率を評価する指標である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× V-RQOLはQOLを評価する指標である.


〈第26回 ST国試 午前77〉

発声効率の指標となる評価はどれか. 
1.VHI
2.MPT
3.GRBAS
4.CAPE-V
5.V-RQOL

解答

1.× VHIはQOLの指標となる評価である.
2.○ 正しい.
3.× GRBASは声質の指標となる評価である.
4.× CAPE-Vは声質の指標となる評価である.
5.× V-RQOLはQOLの指標となる評価である.


〈第19回 ST国試 午前76〉

評価・検査に際してマイクロホンを必要とするのはどれか. 
1.GRBAS評価
2.声域
3.VOT
4.発声時平均呼気流率
5.最長発声持続時間

解答

1.× GRBAS評価は聴覚心理学的方法によるため評価・検査に際してマイクロホンを必要としない.
2.× 声域の評価はキーボードなどの楽器を用いた聴覚心理学的方法によるため評価・検査に際してマイクロホンを必要としない.
3.○ 正しい.
4.× 発声時平均呼気流率の評価はスパイロメータを用いるため評価・検査に際してマイクロホンを必要としない.
5.× 最長発声持続時間の評価はストップウォッチを用いるため評価・検査に際してマイクロホンを必要としない.


〈第21回 ST国試 午後74〉

最長発声持続時間に関わる呼吸機能の指標はどれか.2つ選べ. 
1.1秒量
2.1秒率
3.1回換気量
4.最大吸気量
5.予備呼気量

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 最長発声持続時間に関わる呼吸機能の指標は肺活量(最大吸気量+予備呼気量)である.
5.○ 最長発声持続時間に関わる呼吸機能の指標は肺活量(最大吸気量+予備呼気量)である.


〈第22回 ST国試 午前76〉

一側性声帯麻痺による嗄声を呈する患者において,検査値が正常より小さくなるのはどれか.2つ選べ. 
1.肺活量
2.声域
3.最長発声持続時間
4.発声時平均呼気流率
5.基本周波数のゆらぎ(PPQ)

解答

1.× 一側性声帯麻痺で肺活量は正常値である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 一側性声帯麻痺で発声時平均呼気流率は正常値より大きくなる.
5.× 一側性声帯麻痺で発基本周波数のゆらぎ(PPQ)は正常値より大きくなる.


〈第12回 ST国試 午前78〉

誤っているのはどれか. 
1.安静時1回換気量は300~500mlである.
2.残気量は全肺気量の20~35%である.
3.楽な発声時の呼気圧は15~25cmH₂Oである.
4.母音持続発声時の呼気流率は100~200ml/秒である.
5.舌の最大運動速度は20~25cm/秒である.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 楽な発声時の呼気圧は5~10cmH₂O前後である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第17回 ST国試 午前75〉

誤っているのはどれか. 
1.GRBAS評価は4段階で行う.
2.MPTが10秒未満は病的である.
3.VHIは他覚的音声評価法である.
4.APQ(振動変動指数)は持続母音について測定する.
5.EGG(電気グロトグラフィ)は声帯振動を評価する.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× VHIは自覚的音声評価法である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第17回 ST国試 午後83〉

正しいのはどれか. 
1.GRBAS尺度の”G”は努力性を指す.
2.最長発声持続時間の測定は/m/の発声によって行う.
3.発話リズムの評価ではoral diadochokinesis(交互運動課題)が用いられる.
4.発話明瞭度検査では”全くわからない”場合を1とする.
5.鼻咽腔閉鎖機能不全の評価はパラトグラフィによって行う.

解答

1.× GRBAS尺度の”S”は努力性を指す.
2.× 最長発声持続時間の測定は/a/の発声によって行う.
3.○ 正しい.
4.× 発話明瞭度検査では”全くわからない”場合を5とする.
5.× 舌と口蓋の接触状態の評価をパラトグラフィによって行う.


〈第15回 ST国試 午後75〉

正しいのはどれか. 
1.日本人の成人女性の平均話声位は100Hz前後である.
2.成人では最長発声持続時間が10秒未満は異常である.
3.GRBAS評価は5段階で行う.
4.喉頭ストロボスコピーは実際の声帯振動が観察できる.
5.正常者の母音持続発声時の平均呼気流率は300ml/秒前後である.

解答

1.× 日本人の成人女性の平均話声位は240Hz前後である.
2.○ 正しい.
3.× GRBAS評価は4段階で行う.
4.× 喉頭ストロボスコピーでは声帯振動が観察できる.
5.× 正常者の母音持続発声時の平均呼気流率は100~200ml/秒前後である.


〈第14回 ST国試 午後75〉

誤っている組合せはどれか. 
1.喉頭筋電図検査 ――― 喉頭麻痺の予後
2.MRI検査 ――― 喉頭癌の進展
3.ビデオキモグラフィ ――― 声帯振動の分析
4.GRBAS評価 ――― 嗄声の程度
5.声門下圧測定 ――― 瘢痕声帯の補助診断

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 声門下圧測定 ――― 声門閉鎖不全


〈第12回 ST国試 午前75〉

正しい組合せはどれか.3つ選べ. 
1.声の高さ ――― 基本周波数
2.声の大きさ ――― サウンドスペクトログラム
3.嗄声の程度 ――― 喉頭筋電図
4.声の持続 ――― MPT
5.発声の能力 ――― ボイスプロファイル

解答

1.○ 正しい.
2.× 喉頭筋電図 ――― 喉頭麻痺の予後
3.× 間接喉頭鏡 ――― 声門上病変
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第27回 ST国試 午前75〉

70歳の男性.声の出しづらさを訴えている.喉頭内視鏡検査で両側声帯の弓状弛緩が観察された.疾患はどれか. 
1.声帯結節
2.声帯嚢胞
3.声帯萎縮
4.喉頭肉芽腫
5.ポリープ様声帯

解答

1.× 声帯結節は両側の膜様部前1/3に結節が観察される.
2.× 声帯嚢胞は一側の声帯膜様部に嚢胞が観察される.
3.○ 正しい.
4.× 喉頭肉芽腫は一側の声帯突起(軟骨)部に肉芽が観察される.
5.× ポリープ様声帯は両側声帯に浮腫が観察される.


〈第18回 ST国試 午後75〉

喉頭内視鏡所見を示す.考えられる症状はどれか.2つ選べ. 

1.気息性嗄声
2.咽頭痛
3.呼吸困難
4.発声持続時間の延長
5.嚥下時のむせ

解答

1.○ 正しい.
2.× 左喉頭麻痺所見のため咽頭痛はみられない.
3.× 左喉頭麻痺所見のため呼吸困難はみられない.
4.× 左喉頭麻痺所見のため発声持続時間は短縮する.
5.○ 正しい.


〈第24回 ST国試 午前76〉

喉頭内視鏡所見を示す.この患者の音声の特徴として誤っているのはどれか. 

1.無力性の増大
2.声域の狭小化
3.VHIスコアの高値
4.最長発声持続時間の短縮
5.声の高さのゆらぎの増大

解答

1.× 声帯結節所見のため努力性の増大が特徴である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第18回 ST国試 午前76〉

20代の女性.職業は保育士.嗄声を主訴として来院した.喉頭内視鏡所見を示す.最も可能性の高い疾患はどれか.

1.声帯結節
2.声帯溝症
3.喉頭癌
4.ポリープ様声帯
5.喉頭肉芽腫

解答

1.○ 正しい.
2.× 20代の女性・保育士・嗄声より声帯結節が最も可能性の高い疾患である.
3.× 20代の女性・保育士・嗄声より声帯結節が最も可能性の高い疾患である.
4.× 20代の女性・保育士・嗄声より声帯結節が最も可能性の高い疾患である.
5.× 20代の女性・保育士・嗄声より声帯結節が最も可能性の高い疾患である.


〈第20回 ST国試 午前76〉

50代の女性.主訴は嗄声.声帯運動に問題はない.喉頭内視鏡所見を示す.嗄声の主な特徴はどれか. 

1.粗糙性
2.気息性
3.無力性
4.努力性
5.痙攣性

解答

1.○ 正しい.
2.× ポリープ様声帯所見のため粗糙性が特徴である.
3.× ポリープ様声帯所見のため粗糙性が特徴である.
4.× ポリープ様声帯所見のため粗糙性が特徴である.
5.× ポリープ様声帯所見のため粗糙性が特徴である.