4.言語発達障害学 12)言語発達障害児の訓練・指導 ③支援・療育

〈第22回 ST国試 午後73〉

発達障害児の支援において正しいのはどれか. 
1.開始時に,支援の予定期間を保護者に伝える.
2.成人期までに支援を完了する.
3.支援開始時期が早すぎると子供に弊害がある.
4.支援方法を固定化する.
5.重症度に関わらず診断名別にグループ支援を行う.

解答

1.○ 正しい.
2.× 発達障害児の支援では成人期以降も継続する.
3.× 発達障害児の支援開始時期は早いほど子供に有用である.
4.× 発達障害児の支援方法は発達段階などに合わせて実施する.
5.× 発達障害児の支援では重症度や診断名などに応じて個別支援,グループ支援を組合せて行う.


〈第11回 ST国試 午後73〉

保護者支援として適切なのはどれか.3つ選べ. 
1.障害児・者の当事者団体を紹介する.
2.言語訓練についてのセカンドオピニオンを希望した場合,評価と指導経過の資料を作成する.
3.就学に関する相談に際し,子どもの知能指数によって特別支援学校を勧める.
4.保護者の要望に基づいた指導をするように担任に要望書を送付する.
5.保護者に知能検査の意味を説明し同意を得てから検査を実施する.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 就学に関する相談に際し,子どもの知能指数や認知発達など様々な視点を考慮して必要であれば特別支援学校を勧める.
4.× 保護者支援では保護者と担任を含めて話合いをして指導方針を決定する.
5.○ 正しい.


〈第25回 ST国試 午後73〉

ぺアレントトレーニングについて正しいのはどれか.3つ選べ. 
1.ぺアレントメンターの指導が必要である.
2.講義によって子供の行動特徴の理解を図る.
3.親が子供の好ましい行動を褒めて強化する.
4.子育てのストレス軽減につながる.
5.行動目標ではなく態度目標を設定する.

解答

1.× ぺアレントトレーニングではぺアレントメンターの養成が必要である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× ぺアレントトレーニングでは行動目標を設定する.


〈第26回 ST国試 午前74〉

カウンセリングマインドをもって保護者にかけることばとして適切でないのはどれか. 
1.今日はよく来てくださいました.
2.お話ができないことがご心配なのですね.
3.私の言う通りにしていれば大丈夫ですよ.
4.よくお子さんのことを見ていらっしゃいますね.
5.今日はよくできたと思いますが,いかがでしょうか.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 「私の言う通りにしていれば大丈夫ですよ.」は受容的態度ではないので,カウンセリングマインドをもって保護者にかけることばとして適切でない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第23回 ST国試 午前73〉

学校における合理的配慮について誤っているのはどれか. 
1.インクルーシブ教育の実現のために必要である.
2.障害者差別解消法によって規定された.
3.学校の負担の程度に関わらず必要な便宜を図る.
4.当事者から援助を求める意思表示があった場合は対応する.
5.社会的な障壁を取り除き社会参加しやすくする.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 学校における合理的配慮として過度の負担を課さないように必要な便宜を図る.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第27回 ST国試 午後66〉

言語聴覚士の業務として誤っているのはどれか. 
1.保育所の巡回相談では保育士に対してコンサルテーションを行う.
2.特別支援教育では外部専門家として委嘱される.
3.特別支援教育の「個別の指導計画」を作成する.
4.学校における合理的配慮の助言をする.
5.早期から支援する場合,保護者へのカウンセリング的視点が必要である.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 特別支援教育の「個別の指導計画」は教育機関が中心となって作成する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第15回 ST国試 午後73〉

教育との連携で言語聴覚士の適切な役割はどれか.3つ選べ. 
1.保護者からの依頼で担当児の学校に報告書を送る.
2.担任と保護者と三者で話し合う.
3.就学支援委員会のメンバーとして知り得た内容を保護者に伝える.
4.言語聴覚士の判断で担当児の担任と電話で連絡を取る.
5.教育委員会の依頼で巡回相談をする.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 教育との連携で言語聴覚士は就学支援委員会のメンバーとして知り得た内容を許可無く保護者に伝えることはできない.
4.× 教育との連携において言語聴覚士は保護者の了承の上で担当児の担任と連絡を取れる.
5.○ 正しい.


〈第23回 ST国試 午前74〉

発達障害児の多職種連携におけるチームアプローチの原則でないのはどれか. 
1.専門用語を用いて情報を交換する.
2.職種間での日常的なコミュニケーションを確保する.
3.他職種の基本的な立場を理解する.
4.対象者やその周囲の状況についての情報を共有する.
5.多職種間でチーム全体の目標を確認する.

解答

1.× 発達障害児の多職種連携におけるチームアプローチの原則は他職種にも理解可能な用語を用いて情報を交換する.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第16回 ST国試 午後73〉

特別支援教育における言語聴覚士の役割で適切なのはどれか. 
1.巡回相談員になれる.
2.特別支援教育コーディネーターになれる.
3.言語聴覚士の免許で言語障害通級指導教室の教員になれる.
4.話しことばの遅れのみを支援する.
5.教員への支援のみを行う.

解答

1.○ 正しい.
2.× 特別支援教育において教員免許を有していない言語聴覚士は特別支援教育コーディネーターになれない.
3.× 言語障害通級指導教室の教員になるには教員免許が必要であり言語聴覚士の免許では不可能である.
4.× 特別支援教育における言語聴覚士は話しことばの遅れや認知発達の遅れも支援する.
5.× 特別支援教育における言語聴覚士は教職員・保護者へ支援を行う.


〈第23回 ST国試 午前70〉

特別支援教育における巡回相談員について誤っているのはどれか. 
1.言語聴覚士は巡回相談員になることができる.
2.特別支援教育コーディネーターとも呼ばれる.
3.校内における支援体制づくりへの助言を行う.
4.個別の指導計画作成への協力を行う.
5.授業場面の観察を行う.

解答

1.○ 正しい.
2.× 特別支援教育コーディネーターは各学校における特別支援教育の推進のための役割を担う教員である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第24回 ST国試 午前74〉

児童福祉法に規定される障害児通所支援に含まれないのはどれか. 
1.児童発達支援
2.児童デイサービス
3.医療型児童発達支援
4.放課後等デイサービス
5.保育所等訪問支援

解答

1.○ 正しい.
2.× 障害児通所支援は児童発達支援,医療型児童発達支援,放課後等デイサービス,保育所等訪問支援である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第25回 ST国試 午前73〉

ジョブコーチが主に業務を行う施設はどれか.2つ選べ. 
1.企業
2.職業センタ一
3.児童相談所
4.発達支援センター
5.特別支援学校高等部

解答

1.○ ジョブコーチは職業センタ一に在籍したり,社会福祉法人に所属し企業へ訪問したり,企業に直接所属して支援を行う.
2.○ ジョブコーチは職業センタ一に在籍したり,社会福祉法人に所属し企業へ訪問したり,企業に直接所属して支援を行う.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.