第1章 作業療法の基本 (04)リスク管理 ③褥瘡管理

〈第60回 OT国試 午前30〉

成人健常者の背臥位姿勢で体圧が最も小さい部位はどれか. 
1.後頭骨
2.肩甲骨
3.第3腰椎
4.仙骨
5.踵骨

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 腰椎前弯しているため第3腰椎は背臥位で体圧が小さい部位である.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第56回 OT国試 午後33〉

仙骨部の褥瘡予防で適切なのはどれか.2つ選べ. 
1.円座を使用する.
2.除圧動作を指導する.
3.長時間車椅子に座る.
4.保湿クリームを塗布する.
5.フットサポートを通常よりも高くする.

解答

1.× 円座は褥瘡予防に効果がない.
2.○ 正しい.
3.× 仙骨部の褥瘡予防として車椅子に座るのは短時間にする.
4.○ 正しい.
5.× フットサポートを高くすると骨盤の後傾が助長され仙骨部の褥瘡予防として適切でない.


〈第55回 OT国試 午前12〉

80歳の女性.重度の認知症患者.訪問作業療法を実施した際の足の写真を示す.対処方法で正しいのはどれか. 

1.入浴を禁止する.
2.摂食状況を確認する.
3.足部装具を装着させる.
4.足関節の可動域訓練は禁忌である.
5.踵部にドーナツ型クッションを使用する.

解答

1.× 入浴を禁止する必要はなく,入浴後の処置の指導を行う.
2.○ 正しい.
3.× 足部装具を装着させると褥瘡を悪化させるので適切でない.
4.× 足関節の可動域訓練は実施しても構わない.
5.× 円座は褥瘡に対して適応しない.