〈第14回 ST国試 午後65〉
知的障害の原因になりにくいのはどれか.2つ選べ.
1.ソトス症候群
2.ピエール・ロバン症候群
3.トリーチャー・コリンズ症候群
4.プラダー・ウィリー症候群
5.歌舞伎症候群
解答
1.○ 正しい.
2.× ピエール・ロバン症候群は口蓋裂・小顎症を呈する先天性疾患である.
3.× トリーチャー・コリンズ症候群は顔面裂・感音難聴を呈する先天性奇形症候群である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第13回 ST国試 午後65〉
知的障害の原因にならないのはどれか.
1.ヌーナン症候群
2.ギラン・バレー症候群
3.脆弱X症候群
4.5pモノソミー(猫なき症候群)
5.レノックス-ガストー症候群
解答
1.○ 正しい.
2.× ギラン・バレー症候群はニューロパチーである.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第15回 ST国試 午前67〉
ICD-10の精神遅滞の程度(IQ)で誤っているのはどれか.2つ選べ.
1.境界域 ――― 75~84
2.軽度 ――― 50~74
3.中等度 ――― 35~49
4.重度 ――― 20~34
5.最重度 ――― 20未満
解答
1.× 境界域 ――― 70~80
2.× 軽度 ――― 50~59
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第14回 ST国試 午前70〉
生活年齢5歳10か月,精神年齢1歳10か月の幼児の精神遅滞の程度はどれか.
1.境界域
2.軽度
3.中等度
4.重度
5.最重度
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ IQ31(22/70×100)のため精神遅滞の程度は重度である.
5.× 誤り.
〈第16回 ST国試 午後65〉
境界知能の学童について誤っているのはどれか.
1.IQは71以上である.
2.DSM-Ⅳ-TRでは「臨床的関与の対象となることのある他の状態」に含まれる.
3.広汎性発達障害を伴うと総合的な適応性が低くなる.
4.特別支援学級対象である.
5.自己評価が低い児が多い.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 境界知能の学童は普通学級の対象である.
5.○ 正しい.
〈第27回 ST国試 午後70〉
知的能力障害のある子どもについて適切でないのはどれか.
1.適応行動や生活能力に遅れがある.
2.年齢が上がると毎日繰り返している活動に関連した領域の評価は高くなる.
3.年齢とともにIQが低下する.
4.幼児期は発達検査のすべての領域に遅れがみられる.
5.検査が一部でも実施できない場合は,その時点で中止する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 検査が一部実施できなかった場合でも他の情報が得られるので継続する.
〈第15回 ST国試 午後70〉
知的障害児への言語指導で適切なのはどれか.3つ選べ.
1.全体発達重視
2.言語表出重視
3.個別指導重視
4.細かいステップ重視
5.親への支援重視
解答
1.○ 正しい.
2.× 知的障害児への言語指導では言語表出だけでなく理解についても重視する.
3.× 知的障害児への言語指導では子どものレベルに合わせて個別指導だけでなく集団指導も重視する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第20回 ST国試 午後71〉
知的障害児に絵記号を用いたAACを導入するときに考慮する事項として優先順位の低いのはどれか.
1.絵記号の大きさ
2.絵記号の具象性
3.語彙の親密度
4.コミュニケーションエイドの携帯性
5.絵記号の数
解答
1.× 絵記号の大きさは視覚障害児にAACを導入するときに考慮する事項である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午前73〉
盲と知的障害とを合併する子どもの語彙・語連鎖の指導として適切でないのはどれか.
1.事物名称の学習では実物・ミニチュアに触らせる.
2.選択肢の実物の配置を音声で教示する.
3.大人の身体に触らせて動作語を習得させる.
4.過去の体験と関連した事物を用い,経験に関する発語を促す.
5.子どもからの連想的発話に応じる.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 子どもからの連想的発話に応じるのは語彙・語連鎖にまとまりが無くなるため盲と知的障害とを合併する子どもに対する指導として適切でない.
〈第19回 ST国試 午前73〉
2語連鎖の表出がみられ始めた5歳の知的障害児.言語指導として適切なのはどれか.3つ選べ.
1.理解語彙の種類を増やす.
2.2枚の絵カードを示して発話を促す.
3.同年齢の子供が好む絵本を読み聞かせる.
4.助詞を含む2語文を復唱させる.
5.遊びをとおして「対象+動作」,「動作主+動作」などの体験を増やす.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 2語連鎖の表出がみられ始めた5歳の知的障害児へは精神年齢に応じた絵本を読み聞かせる.
4.× 2語連鎖の表出がみられ始めた5歳の知的障害児は助詞未獲得のため,助詞を含む2語文を復唱させるのは言語指導として不適切である.
5.○ 正しい.
〈第20回 ST国試 午前71〉
3歳の知的障害の男児.簡単な言語指示の理解が可能.有意味語の表出はみられない.言語指導として適切なのはどれか.3つ選べ.
1.手遊び歌などを通して模倣行動を引き出す.
2.物の機能的操作によって概念形成を促す.
3.色名や曜日などの理解語彙を拡大する.
4.ストーリーのある絵本の読み聞かせをする.
5.子供の身振りや指さしに応じてことばをかける.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 基本的な色名の理解ができるのは3~4歳ころなので,色名や曜日などの理解語彙の拡大は言語指導として適切でない.
4.× 3歳ころはストーリーの要素間のつながりが曖昧なので,ストーリーのある絵本の読み聞かせは言語指導として適切でない.
5.○ 正しい.
〈第16回 ST国試 午前73〉
4歳で発語がない重度の知的障害児.コミュニケーション支援で適切でないのはどれか.
1.身振り
2.実物
3.マークやロゴ
4.五十音ひらがな文字表
5.VOCA
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× かな文字習得が健常児で4歳後半であるため,4歳で発語がない重度の知的障害児に対して五十音ひらがな文字表を用いたコミュニケーション支援は困難である.
5.○ 正しい.
〈第22回 ST国試 午後71〉
4歳の知的障害の男児.主訴は「発話がはっきりしない」.始語3歳.最近急に語彙が増え,2語文の表出がみられるようになった.指導として適切なのはどれか.3つ選べ.
1.自発話に対し拡張模倣によるフィードバックを行う.
2.構音訓練を中心に行う.
3.文の復唱課題を行う.
4.指導場面に繰り返しのあるやりとりを組み入れる.
5.物品を色・形・カテゴリーによって分類する課題を行う.
解答
1.○ 正しい.
2.× 語彙が増えている時期なので理解・表出語彙を増やすことを中心に指導する.
3.× 語彙が増えている時期なので動詞・形容詞など語のレパートリーを増やすことを中心に指導する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第17回 ST国試 午後72〉
6歳の女児.知的障害(軽度).1から10まで数えられるが,「3個ちょうだい」がわからない.数量概念の指導内容で適切でないのはどれか.
1.指を3本立てる動作を模倣する.
2.カードに書かれた丸の数と同数のおはじきを選ぶ.
3.本人が立てた指の数と同数のおはじきを選ぶ.
4.11~20まで数唱する.
5.「3」という音声に対して,指を3本立てる.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 11~20まで数唱しても数量概念の指導にはならない.
5.○ 正しい.