〈第57回 PT国試 午後37〉
嚥下反射が惹起された瞬間の食物の流れを観察できる検査法はどれか.
1.食物テスト
2.嚥下造影検査
3.嚥下内視鏡検査
4.改訂水飲みテスト
5.反復唾液嚥下テスト
解答
1.× 食物テストは誤嚥の有無や嚥下運動を観察する方法である.
2.○ 正しい.
3.× 嚥下内視鏡検査では咽頭・喉頭の器質的・機能的異常の有無を観察する.
4.× 改訂水飲みテストは誤嚥の有無や嚥下運動を観察する方法である.
5.× 反復唾液嚥下テストは随意的な嚥下反射惹起性を定量的に測定する方法である.
〈第43回 PT国試 午前67〉
脳卒中患者の嚥下障害について正しいのはどれか.2つ選べ.
1.片側性大脳病変では発生しない.
2.延髄病変で生じやすい.
3.改訂水飲みテストで評価する.
4.むせなければ安全な嚥下と判断する.
5.飲み物にとろみをつけるとむせやすい.
解答
1.× 片側性大脳病変でも軽度の嚥下障害が発生する.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 脳卒中患者の嚥下障害では,誤嚥したときにむせのある顕性誤嚥と反応がない不顕性誤嚥(むせのない誤嚥)があるため,むせなければ安全な嚥下とは判断できない.
5.× 脳卒中患者の嚥下障害では飲み物にとろみをつけた方がむせにくい.
〈第48回 PT国試 午前33〉
脳卒中患者の摂食・嚥下障害で正しいのはどれか.
1.水分よりゼリーで誤嚥しやすい.
2.急性期より慢性期で高頻度に生じる.
3.座位よりリクライニング位で誤嚥が少ない.
4.片側の障害では非麻痺側に頸部を回旋する.
5.食事中むせなければ誤嚥はないと判断できる.
解答
1.× 脳卒中患者の摂食・嚥下障害では水分よりゼリーで誤嚥しにくい.
2.× 脳卒中患者の摂食・嚥下障害は慢性期より急性期で高頻度に生じる.
3.○ 正しい.
4.× 脳卒中患者の摂食・嚥下障害において,片側の障害では麻痺側に頸部を回旋し,麻痺側の咽頭を狭めて,健側の咽頭を広げることですることで食べ物が健側を通過しやすくなる.
5.× 脳卒中患者の摂食・嚥下障害において,誤嚥したときにむせのある顕性誤嚥と反応がない不顕性誤嚥(むせのない誤嚥)があるため,むせなければ安全な嚥下とは判断できない.
〈第53回 PT国試 午後48〉
摂食嚥下障害に対するShaker法について正しいのはどれか.
1.喉頭挙上筋群の筋力増強を行う.
2.食道入口部を閉鎖する.
3.呼吸を数秒間止める.
4.頭部を伸展する.
5.端座位で行う.
解答
1.○ 正しい.
2.× Shaker法は食道入口部を開大する.
3.× Shaker法は呼吸を止めずに行う.
4.× Shaker法は頭部を屈曲する.
5.× Shaker法は背臥位で行う.
〈第48回 PT国試 午後33〉
脳卒中片麻痺の間接的嚥下訓練で食道入口部を広げる効果があるのはどれか.
1.舌の運動
2.発音の練習
3.Shaker(シャキア)法
4.喉のアイスマッサージ
5.顔面頸部のマッサージ
解答
1.× 舌の運動は脳卒中片麻痺の間接的嚥下訓練で,送り込み改善効果がある.
2.× 発音の練習は脳卒中片麻痺の間接的嚥下訓練で,気道防護と口腔周囲器官の運動機能改善効果がある.
3.○ 正しい.
4.× 喉のアイスマッサージは脳卒中片麻痺の間接的嚥下訓練で,咽頭の感覚入力を改善し嚥下反射を誘発する効果がある.
5.× 顔面頸部のマッサージは脳卒中片麻痺の間接的嚥下訓練で,リラクゼーション効果がある.
〈第58回 PT国試 午前42〉
摂食嚥下障害の病態と手技の組合せで正しいのはどれか.
1.鼻咽腔の閉鎖不全 ――― Shaker(シャキア)法
2.梨状窩の食物残留 ――― うなずき嚥下
3.喉頭蓋谷の食物残留 ――― 横向き嚥下
4.食道入口部の開大不全 ――― Mendelsohn手技
5.舌骨上筋群の筋力低下 ――― 輪状咽頭筋バルーン拡張法
解答
1.× 鼻咽腔の閉鎖不全 ――― ブローイング
2.× 2.梨状窩の食物残留 ――― 横向き嚥下
3.× 喉頭蓋谷の食物残留 ――― うなずき嚥下
4.○ 正しい.
5.× 舌骨上筋群の筋力低下 ――― Shaker(シャキア)法
〈第56回 PT国試 午後47〉
摂食嚥下障害に対するリハビリテーション手技と目的の組合せで正しいのはどれか.
1.Shaker法 ――― 舌骨上筋群の強化
2.ハフィング〈huffing〉 ――― 食道入口部の開大
3.バルーン拡張法 ――― 誤嚥物の喀出
4.ブローイング ――― 喉頭挙上の強化
5.Mendelsohn手技 ――― 鼻咽腔閉鎖の強化
解答
1.○ 正しい.
2.× ハフィング〈huffing〉 ――― 誤嚥物の喀出
3.× バルーン拡張法 ――― 食道入口部の開大
4.× ブローイング ――― 鼻咽腔閉鎖の強化
5.× Mendelsohn手技 ――― 喉頭挙上の強化