第7章 精神障害作業療法学 (09)精神科領域総合問題 ⑤地域生活支援

〈第60回 OT国試 午後50〉

地域での精神科リハビリテーション実践の説明で正しいのはどれか. 
1.IPSは事前訓練後に就職活動を行う.
2.ACTは自宅外の生活の場にも訪問を行う.
3.両立支援の対象疾患に統合失調症が含まれる.
4.認知症初期集中支援チームの開設主体は都道府県である.
5.災害派遣精神医療チーム[Disaster Paychiatric Assistance Team(DPTA)]の派遣は災害の種類で決まる.

解答

1.× IPSは就職活動を行うにあたって事前訓練は必要としない.
2.○ 正しい.
3.× 両立支援の対象疾患はがん,脳血管疾患,肝疾患(慢性経過),指定難病,心疾患,糖尿病,若年性認知症である.
4.× 認知症初期集中支援チームの開設主体は市町村である.
5.× 災害派遣精神医療チーム[Disaster Paychiatric Assistance Team(DPTA)]の派遣は災害の種類によらない.


〈第54回 OT国試 午後49〉

精神科リハビリテーション活動の説明で正しいのはどれか. 
1.ACTは重症精神障害者の地域生活を支援する.
2.SSTは精神科病院内での生活技能の向上を目指す.
3.認知リハビリテーションは集団形式で実施することは避ける.
4.ケアマネジメントは支援機関中心に必要なサービスを検討し利用者に提供する.
5.心理教育は,援助する者とされる者とを明確に区分した構造的な治療関係の中で実施する.

解答

1.○ 精神障害者の包括的地域生活支援を示し,24時間366日の支援が行われる.他職種による訪問活動を重視した支援方法.
2.× SSTは地域社会での生活技能の向上を目指す.
3.× 認知リハビリテーションは集団形式で実施することも必要である.
4.× ケアマネジメントは利用者中心に必要なサービスを検討し提供する.
5.× 心理教育は本人が主体的に自己決定・自己選択の力を身に付けられるように支援していく.


〈第46回 OT国試 午後47〉

精神科長期入院患者の退院を支援するケア会議(カンファレンス)を行うことになった.会議の実施方法で最も望ましいのはどれか. 
1.退院時に1回行う.
2.患者本人も出席する.
3.過去の病歴を検討する.
4.司会は主治医に固定する.
5.参加メンバーを固定する.

解答

1.× ケア会議は複数回行う.
2.○ 正しい.
3.× ケア会議は過去の病歴を参考にする.
4.× ケア会議の司会は各職種が必要に応じて担当する.
5.× ケア会議は必要に応じて参加メンバーを招集する.