第6章 内部障害作業療法学 (08)老年期障害 ⑤作業療法

〈第44回 OT国試 午前64〉

高齢者の病態と作業療法との組合せで適切なのはどれか. 
1.難聴 ――― かん高い声で話しかける.
2.白内障 ――― 陽の当たる明るい場所は避ける.
3.うつ症状 ――― 激励する様に話しかける.
4.骨粗鬆症 ――― 腰痛時は体幹前屈位を勧める.
5.記銘力低下 ――― 課題を早めに変更する.

解答

1.× 難聴 ――― 低い声で話しかける.
2.○ 正しい.
3.× うつ症状 ――― 激励する様に話しかけるのは避ける.
4.× 骨粗鬆症 ――― 腰痛時は体幹伸展位を勧める.
5.× 記銘力低下 ――― 課題は早めに変更しない.


〈第56回 OT国試 午後11〉

71歳の女性.独居.臥床傾向となり,訪問作業療法が依頼された.畳の上に布団を敷いて就寝しており,床からの立ち上がりは台につかまり実施していた.セルフケアは時間がかかるが実施可能である.家事は簡単な炊事を行い,洗濯を時々行う程度であった.生活機能の拡大に向けて,作業療法士が行う指導で最も優先されるべきものはどれか. 
1.ベッドを導入させる
2.運動習慣を確立させる
3.食料品の買い出しを促す
4.家事動作を積極的に実施させる
5.地域活動への参加を促進させる

解答

1.○ ベッドの導入により立ち上がりを容易にし,臥床傾向の解消が最優先である.
2.× 生活機能の拡大後に実施する.
3.× 生活機能の拡大後に実施する.
4.× 生活機能の拡大後に実施する.
5.× 生活機能の拡大後に実施する.