第6章 内部障害作業療法学 (06)がんリハ ③作業療法

〈第57回 OT国試 午後36〉

がんのリハビリテーションの緩和期の対応で正しいのはどれか. 
1.余命延長が目的である.
2.骨転移があれば安静臥床とする.
3.鎮痛薬は時刻を決めて規則的に使用する.
4.余命3か月未満と診断された後開始する.
5.PS(Performance Status)4では運動中止とする.

解答

1.× ADL・QOLの延長が目的である.
2.× 骨転移があっても可能な限り離床を進める.
3.○ 正しい.
4.× 余命診断前から開始する.
5.× PS4であっても可能な範囲で運動を行う.


〈第55回 OT国試 午後37〉

悪性腫瘍の緩和ケア主体の時期のリハビリテーションで正しいのはどれか. 
1.呼吸困難の軽減は得られない.
2.運動療法をすることで心理面が改善する.
3.運動療法をすることで倦怠感は改善しない.
4.疼痛緩和にマッサージは長期的効果がある.
5.運動療法をすることで疼痛の改善は得られない.

解答

1.× 呼吸困難の軽減を得られる.
2.○ 正しい.
3.× 運動療法をすることで倦怠感は改善する.
4.× 疼痛緩和にマッサージは短期的効果がある.
5.× 運動療法をすることで疼痛の改善が得られる.


〈第46回 OT国試 午前36〉

がん患者に対する作業療法で適切なのはどれか. 
1.疼痛ケアを優先する.
2.手術前には開始しない.
3.余命3か月で終了とする.
4.化学療法実施時は中止する.
5.骨転移があれば安静とする.

解答

1.○ 正しい.
2.× 手術前でも作業療法を開始する.
3.× 余命に関わらず可能な範囲で作業療法を継続する.
4.× 化学療法実施時はリスク管理をしながら作業療法を行う.
5.× 骨転移があればリスク管理を行いながら作業療法を実施する.


〈第51回 OT国試 午前11〉

72歳の男性.肺癌の末期.意識障害はなく見当識良好で在宅生活を行っている.骨転移があり左肩と背部の疼痛を訴え,痛みのため歩行困難と食欲低下がある.まず行うべき対応はどれか. 
1.嚥下訓練
2.疼痛管理
3.肩のROM訓練
4.経管栄養の開始
5.下肢筋力強化訓練

解答

1.× 誤り.
2.○ 痛みのため歩行困難と食欲低下があるので疼痛管理が最優先となる.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.