第3章 脊髄損傷作業療法学 (06)脊髄損傷 ①頸髄損傷

〈第48回 OT国試 午前33〉

頸髄損傷による完全四肢麻痺者の機能残存レベルと自立可能な動作の組合せで正しいのはどれか. 
1.C4 ――― 天井走行式リフターを使用した移乗
2.C5 ――― 自己導尿による排尿
3.C6 ――― トランスファーボードなしでの自動車運転席への移乗
4.C7 ――― 車椅子から床への移乗
5.C8 ――― 手動装置なしでの自動車運転

解答

1.× C4 ――― 天井走行式リフターを使用した移乗は全介助
2.× C6 ――― 自己導尿による排尿
3.× C7 ――― トランスファーボードなしでの自動車運転席への移乗
4.○ 正しい.
5.× C8 ――― 手動装置ありでの自動車運転


〈第46回 OT国試 午後36〉

脊髄損傷の機能残存レベルと可能な動作との組合せで正しいのはどれか.ただし,機能残存レベルから下位は完全麻痺とする. 
1.C4 ――― 万能カフを用いた食事
2.C5 ――― 標準型車椅子の操作
3.C6 ――― 腱固定効果を利用した把持
4.C7 ――― 橈側-手掌握り
5.C8 ――― 指尖つまみ

解答

1.× C6 ――― 万能カフを用いた食事
2.× C5 ――― ノブ付ハンドリム車椅子の操作
3.○ 正しい.
4.× C8 ――― 橈側-手掌握り
5.× Th1 ――― 指尖つまみ


〈第43回 OT国試 午前55〉

脊髄損傷の機能残存レベルと可能な動作の組合せで適切でないのはどれか.2つ選べ. 
1.C4 ――― コックアップ・スプリントを装着して電動車椅子操作
2.C5 ――― 電動ベッド上でのズボンの着脱
3.C6 ――― 手すりを使用した寝返り
4.C7 ――― トランスファーボードを使用した車への移乗
5.C8 ――― プッシュアップ台を使用した床から車椅子への移乗

解答

1.× C5 ――― コックアップ・スプリントを装着して電動車椅子操作
2.× C6 ――― 電動ベッド上でのズボンの着脱
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第42回 OT国試 午前55〉

脊髄損傷の機能残存レベルと課題との組合せで誤っているのはどれか. 
1.C4 ――― 電動車椅子の操作
2.C5 ――― ベッドへの横移乗
3.C6 ――― 長便座への移乗
4.C7 ――― 自動車への車椅子の積み込み
5.C8 ――― 高床浴槽への出入り

解答

1.○ 正しい.
2.× C7 ――― ベッドへの横移乗
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第41回 OT国試 午前55〉

完全頸髄損傷の機能残存髄節レベルと可能な動作との組合せで適切でないのはどれか.2つ選べ. 
1.C4 ――― コップホルダーを使った飲水
2.C5 ――― ズボンの着脱
3.C6 ――― 寝返り
4.C6 ――― 長便座への移乗
5.C7 ――― 自動車への移乗

解答

1.× C5 ――― コップホルダーを使った飲水
2.× C6 ――― ズボンの着脱
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第47回 OT国試 午前35〉

Zancolliの頸髄損傷分類と可能な動作の組合せで正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.C4 ――― パソコンの操作
2.C5A ――― 臥位からの起き上がり動作
3.C5B ――― 便座に座っての下衣着脱
4.C6A ――― 床から車椅子への移乗
5.C6B3 ――― 自動車の運転

解答

1.○ 正しい.
2.× C6BⅠ ――― 臥位からの起き上がり動作
3.× C7A ――― 便座に座っての下衣着脱
4.× C8 ――― 床から車椅子への移乗
5.○ 正しい.


〈第43回 OT国試 午前9〉

脊髄損傷者が行っている動作の写真を示す.3つの動作が可能な最も上位の機能残存レベルはどれか. 

1.C5
2.C6
3.C7
4.C8
5.Th1

解答

1.× 誤り.
2.○ 上腕三頭筋を使用せず肘伸展,テノデーシスを使用しているのでC6機能残存である.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第46回 OT国試 午後8〉

43歳の女性.頸髄完全損傷.洗濯物干しの作業中の写真を示す.この患者のZancolliの四肢麻痺上肢機能分類による機能残存レベルはどれか. 

1.C5B
2.C6A
3.C6B1
4.C6B2
5.C7A

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.○ 上腕三頭筋が機能しているのでC6BⅢより下位である.


〈第48回 OT国試 午後10〉

25歳の男性.交通事故で脊髄損傷となった.現在のベッド上でのズボンの着衣は,図に示す矢印の順で可能であった.このような更衣が獲得できる頸髄損傷の最上位のZancolliのレベルはどれか.ただし,両側の障害レベルは同一であり,完全損傷とする.

1.C5A
2.C5B
3.C6B3
4.C7A
5.C8B1

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ ベッド上での下衣の更衣はC6である.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第52回 OT国試 午後38〉

慢性期頸髄損傷の残存機能レベルと使用する機器の組合せで正しいのはどれか. 
1.第3頸髄節 ――― 環境制御装置
2.第4頸髄節 ――― 人工呼吸器
3.第5頸髄節 ――― チンコントロール電動車椅子
4.第6頸髄節 ――― BFO
5.第7頸髄節 ――― コックアップスプリント

解答

1.○ 正しい.
2.× 第3頸髄節 ――― 人工呼吸器
3.× 第5頸髄節 ――― ノブ付ハンドリム車椅子
4.× 第5頸髄節 ――― BFO
5.× 第5頸髄節 ――― コックアップスプリント


〈第44回 OT国試 午前54〉

頸髄損傷の残存機能レベルと機器との組合せで適切なのはどれか. 
1.C4 ――― 環境制御装置
2.C5 ――― ノブ型ハンドル回旋装置
3.C6 ――― 食事介助ロボット
4.C7 ――― 走査式書字装置
5.C8 ――― ベッド移乗用リフター

解答

1.○ 正しい.
2.× C6 ――― ノブ型ハンドル回旋装置
3.× C4 ――― 食事介助ロボット
4.× C3 ――― 走査式書字装置
5.× C5 ――― ベッド移乗用リフター


〈第45回 OT国試 午後12〉

頸髄損傷の残存機能レベルと用いられる装具で適切なのはどれか.

1.C4
2.C5
3.C6
4.C7
5.C8

解答

1.× 舟型安静用スプリントのため適応外である.
2.× RICスプリントはC6機能残存に適応となる.
3.× 長対立装具はC5機能残存に適応となる.
4.○ 正しい.
5.× リングメイトはスワンネック変形に適応となる.


〈第50回 OT国試 午前11〉

20歳の男性.頸髄完全損傷.動作獲得を制限する関節可動域制限,残存筋力の低下および合併症はない.洋式便座に側方移乗で移乗し,便座上座位で排便を行う.この患者が使用する坐薬挿入の自助具と,自助具を使用する際の姿勢を図に示す.Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類による最上位の機能残存レベルはどれか. 

1.C6A
2.C6B1
3.C6B2
4.C6B3
5.C7A

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 便座への側方移乗が可能なのでC6BⅢである.
5.× 誤り.


〈第47回 OT国試 午後10〉

頸髄損傷患者が自助具を装着した様子を図に示す.この患者のZancolliの頸髄損傷分類はどれか. 

1.C5A
2.C6A
3.C6B1
4.C6B3
5.C8A

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 万能カフの使用なのでC6BⅢである.
5.× 誤り.


〈第56回 OT国試 午前3〉

25歳の男性.頸髄完全損傷.手指屈曲拘縮以外の関節可動域制限はない.書字の際のボールペンを把持した場面を示す.片手では困難で,両手でボールペンを保持する動作が観察された.このような動作を行う頸髄傷患者のZancolliの四肢麻痺上肢機能分類の最上位レベルはどれか. 

1.C5A
2.C6A
3.C6B3
4.C7A
5.C8B

解答

1.× C5Aは自助具を使用しないボールペン把持は困難である.
2.○ 正しい.
3.× C6B3は片手でボールペン把持が可能である.
4.× C7Aは片手でボールペン把持が可能である.
5.× C8Bは片手でボールペン把持が可能である.


〈第53回 OT国試 午後7〉

20歳の男性.頸髄完全損傷.手指屈曲拘縮以外の関節可動域制限はない.食事の際のフォークの把持と口元へのリーチの場面を示す.この動作が獲得できる頸髄損傷患者のZancolliの四肢麻痺上肢機能分類の最上位レベルはどれか. 

1.C5A
2.C6A
3.C6B2
4.C7A
5.C8B

解答

1.× 誤り.
2.○ 手関節伸筋を使用せずに背屈しているのでC6Aである.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.