第7章 運動器系 (02)骨・関節学各論 ③上肢

〈第46回 PT国試・OT国試 午前59〉

左頸肩腕部の写真を示す.指で示している部位はどれか. 

1.第一肋骨
2.胸鎖関節
3.肩鎖関節
4.烏口突起
5.上腕骨小結節

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 正しい.
5.× 誤り.


〈第43回 PT国試・OT国試 午後4〉

誤っているのはどれか. 

1.①上腕横靱帯
2.②烏口上腕靱帯
3.③菱形靱帯
4.④肩鎖靱帯
5.⑤烏口肩峰靱帯

解答

1.× ①関節上腕靱帯
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第43回 PT国試・OT国試 午後6〉

肩関節について正しいのはどれか. 
1.上腕骨頭は骨幹に対して約30°前捻している.
2.上腕骨頭は骨幹に対して頸体角がほとんどない.
3.上腕骨頭とその関節窩はほぼ同じ大きさである.
4.上腕二頭筋長頭腱は腱板機能を補助する.
5.腱板は機能的な関節窩として働く.

解答

1.× 上腕骨頭は骨幹に対して20°後捻している.
2.× 上腕骨頭は骨幹に対して130°の頸体角を有する.
3.× 上腕骨頭とその関節窩は約3:1の大きさである.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第56回 PT国試・OT国試 午後70〉

肩関節外転150°の時の肩甲上腕関節外転角度で正しいのはどれか. 
1.40°
2.60°
3.80°
4.100°
5.120°

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 肩関節外転150°では肩甲骨上方回旋が50°,肩甲上腕関節が100°外転する.
5.× 誤り.


〈第54回 PT国試・OT国試 午後71〉

肩関節外転90°の時の肩甲骨上方回旋角度で正しいのはどれか. 
1.15°
2.30°
3.45°
4.60°
5.75°

解答

1.× 誤り.
2.○ 肩関節外転90°では肩甲骨上方回旋が30°,肩甲上腕関節が60°外転する.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第51回 PT国試・OT国試 午後52〉

上腕骨遠位部の図を示す.矢印の部位はどれか.

1.肘頭窩
2.外側上顆
3.鈎状突起
4.内側上顆
5.上腕骨小頭

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.○ 正しい.


〈第49回 PT国試・OT国試 午後70〉

上肢の関節について誤っているのはどれか. 
1.腕橈関節は球関節である.
2.上橈尺関節は車軸関節である.
3.肘の生理的内反の角度を運搬角という.
4.肘頭は肘屈曲位でHüter三角を構成する.
5.腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 肘の生理的外反の角度を運搬角という.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第41回 PT国試・OT国試 午後39〉

誤っているのはどれか. 
1.腕尺関節はらせん関節である.
2.上橈尺関節は車軸関節である.
3.腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある.
4.約10°の生理的内反肘を運搬角という.
5.肘頭は肘屈曲位でヒューター三角を構成する.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 約10°の生理的外反肘を運搬角という.
5.○ 正しい.


〈第45回 PT国試・OT国試 午前71〉

肘関節で正しいのはどれか. 
1.腕橈関節は球関節である.
2.腕尺関節には関節円板がある.
3.肘角は小児よりも成人で大きい.
4.腕尺関節は回内・回外運動を行う.
5.橈骨輪状靱帯は橈骨に付着している.

解答

1.○ 正しい.
2.× 腕尺関節には関節円板はない.
3.× 肘角(運搬角)は小児よりも成人で小さい.
4.× 腕尺関節は屈曲・伸展運動を行う.
5.× 橈骨輪状靱帯は尺骨に付着している.


〈第38回 PT国試・OT国試 午後41〉

肘関節について誤っているのはどれか. 
1.腕尺関節は屈曲・伸展運動を行う.
2.腕橈関節はらせん関節である.
3.橈尺関節は前腕の回内・回外運動を行う.
4.肘角は運搬角とも呼ばれる.
5.肘角は男性より女性で大きい.

解答

1.○ 正しい.
2.× 腕橈関節は球関節である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第51回 PT国試・OT国試 午前52〉

手根骨を図に示す.矢印の部位はどれか. 

1.有鉤骨
2.有頭骨
3.舟状骨
4.小菱形骨
5.大菱形骨

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 正しい.
5.× 誤り.


〈第43回 PT国試・OT国試 午後5〉

誤っているのはどれか. 

1.①三角骨
2.②有頭骨
3.③大菱形骨
4.④舟状骨
5.⑤月状骨

解答

1.○ 正しい.
2.× ②有鉤骨
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第50回 PT国試・OT国試 午後52〉

月状骨と関節を構成しないのはどれか. 
1.橈骨
2.三角骨
3.有鉤骨
4.有頭骨
5.小菱形骨

解答

1.○ 月状骨と関節を構成する.
2.○ 月状骨と関節を構成する.
3.○ 月状骨と関節を構成する.
4.○ 月状骨と関節を構成する.
5.× 小菱形骨は大菱形骨,舟状骨,有頭骨,中手骨と関節をつくる.


〈第37回 PT国試・OT国試 午後1〉

月状骨と関節を構成しないのはどれか. 
1.橈骨
2.三角骨
3.小菱形骨
4.有頭骨
5.有鉤骨

解答

1.○ 月状骨と関節を構成する.
2.○ 月状骨と関節を構成する.
3.× 小菱形骨は大菱形骨,舟状骨,有頭骨,中手骨と関節を構成する.
4.○ 月状骨と関節を構成する.
5.○ 月状骨と関節を構成する.


〈第47回 PT国試・OT国試 午後51〉

月状骨と接していないのはどれか. 
1.橈骨
2.舟状骨
3.有頭骨
4.三角骨
5.大菱形骨

解答

1.○ 月状骨と接している.
2.○ 月状骨と接している.
3.○ 月状骨と接している.
4.○ 月状骨と接している.
5.× 大菱形骨は小菱形骨,舟状骨,中手骨と関節を構成する.


〈第39回 PT国試・OT国試 午後3〉

手の月状骨と関節を構成しないのはどれか. 
1.三角骨
2.豆状骨
3.大菱形骨
4.有頭骨
5.有鉤骨

解答

1.○ 月状骨と関節を構成する.
2.× 豆状骨は三角骨と関節を構成する.
3.× 大菱形骨は小菱形骨,舟状骨,中手骨と関節を構成する.
4.○ 月状骨と関節を構成する.
5.○ 月状骨と関節を構成する.


〈第56回 PT国試・OT国試 午前51〉

大菱形骨に接するのはどれか. 
1.月状骨
2.三角骨
3.舟状骨
4.有鈎骨
5.有頭骨

解答

1.× 月状骨は有鉤骨,有頭骨,三角骨,舟状骨に接する.
2.× 三角骨は有鉤骨,豆状骨,月状骨に接する.
3.○ 正しい.
4.× 有鈎骨は三角骨,月状骨,有頭骨と接する.
5.× 有頭骨は有鈎骨,小菱形骨,月状骨,舟状骨と接する.


〈第48回 PT国試・OT国試 午前52〉

有頭骨と接していないのはどれか. 
1.舟状骨
2.月状骨
3.有鈎骨
4.豆状骨
5.小菱形骨

解答

1.○ 有頭骨と接している.
2.○ 有頭骨と接している.
3.○ 有頭骨と接している.
4.× 豆状骨は三角骨と接している.
5.○ 有頭骨と接している.


〈第40回 PT国試・OT国試 午後9〉

手の有頭骨と関節を構成しないのはどれか. 
1.舟状骨
2.月状骨
3.三角骨
4.有鉤骨
5.小菱形骨

解答

1.○ 有頭骨と関節を構成する.
2.○ 有頭骨と関節を構成する.
3.× 三角骨は有鉤骨,豆状骨,月状骨と関節を構成する.
4.○ 有頭骨と関節を構成する.
5.○ 有頭骨と関節を構成する.


〈第53回 PT国試・OT国試 午前59〉

解剖学的“嗅ぎタバコ入れ”で触診できるのはどれか. 
1.月状骨
2.三角骨
3.舟状骨
4.小菱形骨
5.有頭骨

解答

1.× 解剖学的“嗅ぎタバコ入れ”で触診できるのは舟状骨である.
2.× 解剖学的“嗅ぎタバコ入れ”で触診できるのは舟状骨である.
3.○ 正しい.
4.× 解剖学的“嗅ぎタバコ入れ”で触診できるのは舟状骨である.
5.× 解剖学的“嗅ぎタバコ入れ”で触診できるのは舟状骨である.


〈第36回 PT国試・OT国試 午後41〉

手の休息肢位で誤っているのはどれか. 
1.手関節軽度掌屈
2.母指軽度内転
3.母指軽度屈曲
4.示指軽度屈曲
5.小指軽度屈曲

解答

1.○ 正しい.
2.× 手の休息肢位では,母指は軽度外転・屈曲位をとる.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第45回 PT国試・OT国試 午後71〉

手で正しいのはどれか. 
1.MP関節は1度の運動自由度をもつ.
2.MP関節屈曲の主動筋は浅指屈筋である.
3.PIP関節屈曲の主動筋は深指屈筋である.
4.母指のCM関節は2度の運動自由度をもつ.
5.手関節を背屈すると手指の伸展がしやすくなる.

解答

1.× MP関節は2度の運動自由度をもつ.
2.× PIP関節屈曲の主動筋が浅指屈筋である.
3.× DIP関節屈曲の主動筋が深指屈筋である.
4.○ 正しい.
5.× 手関節を掌屈すると手指の伸展がしやすくなる.


〈第51回 PT国試・OT国試 午前71〉

手について正しいのはどれか. 
1.側腹靱帯はMP関節屈曲で緊張する.
2.母指のCM関節は3度の自由度をもつ.
3.手のアーチ構造は横アーチのみからなる.
4.手掌の皮膚は手背の皮膚に比べ伸展性に富む.
5.鉤形握りは母指と他の指の対立運動により可能となる.

解答

1.○ 正しい.
2.× 母指のCM関節は2度の自由度をもつ.
3.× 手のアーチ構造は縦・横・斜方向のアーチからなる.
4.× 手背の皮膚は手掌の皮膚に比べ伸展性に富む.
5.× 鉤形握りは母指は関与しない握りである.


〈第59回 PT国試・OT国試 午前71〉

手の運動で正しいのはどれか. 
1.橈骨手根関節の運動軸は2つである.
2.PIP関節の側副靭帯は伸展位で弛緩する.
3.手関節背屈には長母指外転筋が作用する.
4.手関節橈屈の可動域は前腕回外位より回内位で大きい.
5.対立運動における横アーチの変化には第2CM関節が関与する.

解答

1.○ 正しい.
2.× PIP関節の側副靭帯は伸展位で緊張する.
3.× 手関節掌屈には長母指外転筋が作用する.
4.× 手関節橈屈の可動域は前腕回内位より回外位で大きい.
5.× 対立運動における横アーチの変化には第4・5CM関節が関与する.