〈第21回 ST国試 午後41〉
両耳聴効果として適切でないのはどれか.
1.加算によって音が大きく聞こえる.
2.音源の左右位置の定位が良くなる.
3.音が遅れて到達する側に音源の定位が寄る.
4.雑音下で注意したい音を聞きやすくなる.
5.音が強い側に音源の定位が寄る.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 両耳聴効果は音が早く到達する側に音源の定位が寄る.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第17回 ST国試 午後41〉
両耳聴に関して正しいのはどれか.
1.最小の両耳間時間差は約9msである.
2.片耳で聴くより両耳で聴く方が閾値は大きい.
3.低域では両耳間強度差が方向の手がかりとなる.
4.壁からの反射音があっても壁に音源があるとは感じない.
5.同じ音が左右のスピーカから同時に出てもそれぞれの位置に定位する.
解答
1.× 最小の両耳間時間差は約9μs(帯域制限雑音150~1700Hz)である.
2.× 片耳で聴くより両耳で聴く方が閾値は約3dB低下(改善)する.
3.× 低域では両耳間時間差が方向の手がかりとなる.
4.○ 正しい.
5.× 同じ音が左右のスピーカから同時に出ると中央の位置に定位する.
〈第25回 ST国試 午後20〉
両耳聴について誤っているのはどれか.
1.両耳からの入力情報は,脳幹の上オリーブ核において合流する.
2.両耳に到達する時間差と音圧差が,音源定位の手がかりになる.
3.低周波数の音は両耳間時間差の検出に適している.
4.雑音と音声との混合音から雑音を取り除く効果をもつ.
5.片耳聴に比べ聴覚閾値が上昇する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 両耳聴は片耳聴に比べ聴覚閾値が低下する.
〈第26回 ST国試 午後41〉
両耳聴について誤っているのはどれか.
1.インテンシティ効果とは音の大きい方向に音源があると感じる現象である.
2.インテンシティ効果とは高い周波数で効果が大きい.
3.ハース効果とは両耳に対して時間的に早く音が到達した方向に音源があると感じる現象である.
4.ハース効果は低い周波数で効果が大きい.
5.両耳加算効果とは両耳聴の方が片耳聴に比べ聴覚閾値が上昇する現象である.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 両耳加算効果とは両耳聴の方が片耳聴に比べ聴覚閾値が低下する現象である.
〈第19回 ST国試 午後41〉
正しいのはどれか.
1.騒音レベルが85dBを超えなければ騒音とは感じない.
2.音脈とは一つの音を構成する正弦波成分のことである.
3.複数の音源から音が同時に到来すれば一つの音に聞こえる.
4.人が不安にならないためには音を遮断するのが効果的である.
5.環境音の聞き取りはいち早く危険を察知するための情報取得の働きを持つ.
解答
1.× 騒音レベルが85dB未満であっても人によっては騒音と感じる.
2.× 純音とは一つの音を構成する正弦波成分のことである.
3.× 複数の音源から音が同時に到来すれば一つの音源に定位する.
4.× 音を遮断すると人は不安になり逆効果である.
5.○ 正しい.
〈第22回 ST国試 午後41〉
聴覚疲労について誤っているのはどれか.
1.瞬間的な騒音暴露によって生じる.
2.一過性の閾値の上昇が観察される.
3.電車内等騒音下のヘッドフォン聴取で生じやすい.
4.繰り返すことによって恒常的な閾値上昇につながる.
5.音響の大きいコンサートの後などに環境音の聞こえ方が変化する.
解答
1.× 持続的な騒音暴露によって生じる.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第23回 ST国試 午後41〉
カクテルパーティー効果と関連しないのはどれか.
1.片耳だけだと雑音下での音声が聞き取りづらい.
2.気になる人の言っていることは耳に入ってくる.
3.注意力が散漫になると雑音下での音声が聞きづらい.
4.聞こえづらいと思って話し手に近づくと急にうるさく聞こえる.
5.ふたりが全く同時に同じピッチで話すとそれぞれの声が聞き分けにくい.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 聞こえづらいと思って話し手に近づくと急にうるさく聞こえるのはカクテルパーティー効果と関連しない.
5.○ 正しい.
〈第28回 ST国試 午前42〉
雑音環境下で話者が適応的に発話様式を制御する現象はどれか.
1.ロンバード効果
2.腹話術効果
3.ハース効果
4.インテンシティ効果
5.マスキング効果
解答
1.○ 正しい.
2.× 腹話術効果は音源の位置情報が視覚からの位置情報に置換わる現象である.
3.× ハース効果は音が早く聞こえる方に音像を知覚する現象である.
4.× インテンシティ効果は音が大きく聞こえる方に音像を知覚する現象である.
5.× マスキング効果は目的の音が他の音によってかき消され聞こえなくなる現象である.