〈第17回 ST国試 午前42〉
聴覚フィルタに関して誤っているのはどれか.2つ選べ.
1.生理学的基盤としては内耳の基底板が関与する.
2.帯域幅は中心周波数が低い方が高い方より広い.
3.内耳性聴覚障害があると帯域幅は健聴者より狭くなる.
4.周波数応答特性の対称性は入力レベルに応じて変化する.
5.周波数応答特性は中心周波数をピークとしてなだらかに減衰する.
解答
1.○ 正しい.
2.× 聴覚フィルタにおいて帯域幅は中心周波数が高い方が低い方より広い.
3.× 聴覚フィルタにおいて内耳性聴覚障害があると帯域幅は健聴者より広くなる.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第25回 ST国試 午後41〉
聴覚フイルタについて誤っているのはどれか.
1.内耳の障害によって臨界帯域幅が減少する.
2.中心周波数が1,000Hzでの臨界帯域幅は約160Hzである.
3.中心周波数が1,000Hz以上での臨界帯域幅は約1/4~1/3オクターブである.
4.マスカーである帯域雑音の帯域幅が臨界帯域幅を超えるとマスキング効果の上昇が緩やかになる.
5.中心周波数が100~500Hzの範囲での臨界帯域幅は約100Hzで一定である.
解答
1.× 聴覚フィルタは内耳の障害によって臨界帯域幅が増加する.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第28回 ST国試 午後41〉
聴覚フィルタの説明として誤っているのはどれか.
1.内耳の基底板の振動特性が生理的基盤となっている.
2.中心周波数が高いほど帯域幅が狭くなる.
3.音圧レベルが上昇すると帯域幅が広くなる.
4.周波数-利得関数の傾斜は低域側より広域側で急峻になる.
5.感音難聴者の帯域幅は健常者より広くなる.
解答
1.○ 正しい.
2.× 聴覚フィルタは中心周波数が高いほど帯域幅が広くなる.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第21回 ST国試 午前42〉
純音を雑音でマスクするときに関与する聴覚フィルタについて誤っているのはどれか.
1.蝸牛の基底板の周波数選択性が反映される.
2.関与する聴覚フィルタ以外を通過する雑音のパワーも影響する.
3.関与する聴覚フィルタの記号対雑音比が0dB以下でも純音は検出できる.
4.狭帯域雑音では中心周波数と純音周波数との関係でマスキング効果が変わる.
5.白色雑音のとき雑音パワーの上昇は検出閾値の上昇を起こす.
解答
1.○ 正しい.
2.× 関与する聴覚フィルタ以外を通過する雑音のパワーは影響しない.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第15回 ST国試 午後40〉
正しいのはどれか.
1.感音性難聴者の障害は線形増幅で対処できる.
2.外有毛細胞の障害を持つ聴覚障害者の聴覚フィルタの帯域幅は健常者に比べて広い.
3.補充現象は聴覚フィルタの特性とは関係ない.
4.感音性難聴の障害は聴覚フィルタのゲインの低下である.
5.聴覚は障害によって健康な状態の線形応答から非線形応答に変わる.
解答
1.× 伝音性難聴者の障害が線形増幅で対処できる.
2.○ 正しい.
3.× 補充現象は聴覚フィルタの特性と関係する.
4.× 伝音性難聴の障害が聴覚フィルタのゲインの低下である.
5.× 聴覚は障害によって線形から非線形応答に変わるわけではない.
〈第18回 ST国試 午後41〉
臨界帯域に関する説明として誤っているのはどれか.
1.中心周波数が100~500Hzで臨界帯域幅は約100Hzとなる.
2.中心周波数が500Hzを超えると臨界帯域幅は約200Hzとなる.
3.聴覚系の周波数分析機能に関連する概念である.
4.臨界帯域幅以下ではパワー密度一定で雑音の帯域幅を拡大すると純音に対するマスキング量が増大する.
5.臨界帯域幅以上ではパワー密度一定で雑音の帯域幅を拡大しても純音に対するマスキング量は一定である.
解答
1.○ 正しい.
2.× 中心周波数が500Hzを超えると臨界帯域幅は周波数とともに増加する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午後41〉
1kHzの中心周波数を持つ狭帯域雑音と純音とを提示し,純音の周波数を変化させて最小可聴値を調べた.誤っているのはどれか.
1.狭帯域雑音の中心周波数と純音の周波数とが一致するとき,狭帯域雑音を10dB強くすると純音の最小可聴値も10dB増大する.
2.狭帯域雑音の中心周波数と純音の周波数とが一致するときにマスキングが最大になる.
3.純音の周波数が狭帯域雑音の中心周波数より低い方が,高い場合よりマスキングされやすい.
4.狭帯域雑音と純音とをそれぞれ左右の異なる耳に与えてもマスキングが生じる.
5.狭帯域雑音と純音とが同時に提示されない場合でもマスキングが生じる.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 純音の周波数が狭帯域雑音の中心周波数より高い方が,低い場合よりマスキングされやすい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第19回 ST国試 午前42〉
聴覚心理学的に雑音の聞こえについて誤っているのはどれか.
1.音圧が異なる2つの音の大きさが等しいことがある.
2.同じ周波数でも音圧が変わると音の高さが変わることがある.
3.同じ周波数でも音圧によって聞こえないことがある.
4.同じ音圧でも周波数によって聞こえないことがある.
5.同じ音圧で周波数が高くなると音の高さが低くなることがある.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 同じ音圧で周波数が高くなると音の高さが高くなる.
〈第20回 ST国試 午後41〉
純音をパワー密度一定の帯域雑音でマスクするとき誤っているのはどれか.
1.マスカー雑音のパワーは帯域幅に比例する.
2.臨界帯域幅は中心周波数によらず一定となる.
3.マスカー雑音の帯域幅が臨界帯域幅を超えるまではマスキング効果は上昇する.
4.マスカー雑音の帯域幅が臨界帯域幅を超えるとマスキング効果の上昇が緩くなる.
5.帯域雑音の高域の方が低域よりもマスキング効果が高い.
解答
1.○ 正しい.
2.× 臨界帯域幅は中心周波数が低いと狭く,高いと広くなる.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午後41〉
正しいのはどれか.
1.継時マスキングは2音の間隔が0.3秒でも生じる.
2.中枢性マスキングの量は20dB程度である.
3.両耳間マスキングの量は両耳マスキングより80dB程度小さい.
4.マスカーよりマスキーの周波数が高い場合のほうがマスクされやすい.
5.純音に対するマスキング量は,同じ音圧レベルであれば白色雑音が最も大きい.
解答
1.× 継時マスキングは2音の間隔が0.1秒以下で生じる.
2.× 中枢性マスキングの量は5dB程度である.
3.× 両耳間マスキングの量は両耳マスキングより50~60dB程度小さい.
4.○ 正しい.
5.× 純音に対するマスキング量は,同じ音圧レベルであればバンドノイズが最も大きい.
〈第11回 ST国試 午後41〉
気導と骨導の聴覚閾値レベルがそれぞれ30dBと10dBの耳にイヤホンで実効マスキングレベル40dBのマスキングをしたときの気導聴覚閾値レベルはどれか.
1.30dB
2.40dB
3.50dB
4.60dB
5.70dB
解答
1.× 聴覚閾値レベルより実効マスキングレベルがそのまま閾値上昇分となることから聴覚閾値は40dBとなる.
2.○ 正しい.
3.× 聴覚閾値レベルより実効マスキングレベルがそのまま閾値上昇分となることから聴覚閾値は40dBとなる.
4.× 聴覚閾値レベルより実効マスキングレベルがそのまま閾値上昇分となることから聴覚閾値は40dBとなる.
5.× 聴覚閾値レベルより実効マスキングレベルがそのまま閾値上昇分となることから聴覚閾値は40dBとなる.
〈第16回 ST国試 午後42〉
マスキングについて正しいのはどれか.
1.白色雑音は純音をマスクする上で最も効率がよい.
2.加重不規則雑音は音声のマスキングには不適当である.
3.純音は帯域雑音でマスクすることはできない.
4.純音によるマスキング効果の広がりは低周波数側より高周波数側で大きい.
5.マスキングはマスクする音が同時に提示されたときのみ生じる.
解答
1.× バンドノイズが純音をマスクする上で最も効率がよい.
2.× 加重不規則雑音(スピーチノイズを含む)は音声(語音)のマスキングには適当である.
3.× 純音は帯域雑音でマスクすることができる.
4.○ 正しい.
5.× マスキングはマスクする音が同時または継時提示されたときに生じる.
〈第14回 ST国試 午後42〉
1,000Hz純音を最も効率よくマスクできるのはどれか.
1.白色雑音
2.桃色雑音
3.加重不規則雑音
4.中心周波数1,000Hzの1/3オクターブ帯域雑音
5.中心周波数1,000Hzの1オクターブ帯域雑音
解答
1.× 1,000Hz純音を最も効率よくマスクできるのは中心周波数1,000Hzの1/3オクターブ帯域雑音である.
2.× 1,000Hz純音を最も効率よくマスクできるのは中心周波数1,000Hzの1/3オクターブ帯域雑音である.
3.× 1,000Hz純音を最も効率よくマスクできるのは中心周波数1,000Hzの1/3オクターブ帯域雑音である.
4.○ 正しい.
5.× 1,000Hz純音を最も効率よくマスクできるのは中心周波数1,000Hzの1/3オクターブ帯域雑音である.