〈第16回 ST国試 午前10〉
脳卒中について誤っているのはどれか.
1.早期からリハビリテーションを開始する.
2.重度弛緩性麻痺では肩関節亜脱臼を生じやすい.
3.左半側空間無視は右半球損傷患者でみられる.
4.水飲みテストでむせがなければ嚥下障害は否定できる.
5.片麻痺患者の起き上がりでは,まず非麻痺側へ寝返りをさせる.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 水飲みテストでむせがなくとも嚥下障害の可能性は否定できない.
5.○ 正しい.
〈第20回 ST国試 午前11〉
脳血管障害のリハビリテーションで誤っているのはどれか.
1.早期離床が基本である.
2.片麻痺患者では早期から装具を用いて歩行練習を実施する.
3.脳梗塞患者では起立性低血圧に留意する.
4.片麻痺患者の階段昇降では麻痺側から昇る.
5.片麻痺患者の更衣では麻痺側から袖を通す.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 片麻痺患者の階段昇降では非麻痺側から昇る.
5.○ 正しい.
〈第14回 ST国試 午前13〉
脳梗塞患者の合併症の治療で適切でないのはどれか.
1.うつ状態 ―――――――― 抗うつ薬投与
2.痙縮 ――― ベッド上安静
3.関節拘縮 ――― ROM(Range of Motion)訓練
4.輪状咽頭筋弛緩不全 ――― バルーン拡張法
5.深部静脈血栓症 ――― へパリン投与
解答
1.○ 正しい.
2.× 痙縮 ――― ROM訓練
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午後10〉
脳卒中リハビリテーションと効果との組合せで誤っているのはどれか.
1.ボツリヌス毒素治療 ――― 上下肢感覚改善
2.短下肢装具装着 ――― 歩行機能改善
3.三角巾装着 ――― 肩手症候群予防
4.ADL訓練 ――― スキルの獲得
5.段差解消機の設置 ――― 社会参加促進
解答
1.× ボツリヌス毒素治療 ――― 上下肢運動改善
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第17回 ST国試 午後10〉
脳卒中片麻痺患者のADLで誤っているのはどれか.
1.座位から車いすへの移乗の際は,車いすは麻痺側側寄りに置く.
2.起き上がりの際は,仰臥位から非麻痺側側へ寝返る.
3.立ち上がりの際は,重心を前方に移動させる.
4.着衣の際は,麻痺側の腕から通す.
5.杖は非麻痺側の手に持つ.
解答
1.× 座位から車いすへの移乗の際は,車いすは非麻痺側側寄りに置く.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第14回 ST国試 午前12〉
脳卒中片麻痺患者のADLで誤っているのはどれか.
1.車いす駆動は非麻痺側上下肢で行う.
2.シャツの更衣では麻痺側上肢の袖から通す.
3.起き上がり動作では非麻痺側を下にして寝返る.
4.ベッドから車いすへの移乗では麻痺側寄りに車いすをつける.
5.段差を登る時には非麻痺側下肢から上げる.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× ベッドから車いすへの移乗では非麻痺側寄りに車いすをつける.
5.○ 正しい.
〈第15回 ST国試 午後10〉
56歳の男性.高血圧性視床出血発症後5日目.意識清明.言語障害がある.右片麻痺があり,上肢は重度で動かず弛緩している.下肢については臥位で膝伸展位のまま挙上もできるが,足首はよく動かない.この症例の現時点の対応で誤っているのはどれか.
1.座位訓練を実施する.
2.胃瘻を造設する.
3.肩関節亜脱臼防止を行う.
4.失語症のスクリーニングテストを行う.
5.回復期リハビリテーション病棟への転棟・転院を検討する.
解答
1.○ 正しい.
2.× 嚥下障害がないので胃瘻を造設は不適切である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午後13〉
55歳の男性.高血圧を指摘されている.昨日右片麻痺と言語障害が出現したが,1時間で症状はすべて消失した.その後は症状はない.バスの運転手で本日も朝から仕事の予定である.適切な助言はどれか.
1.今すぐ専門医を受診してください.
2.今日は自宅で休養してください.
3.今日の午前中は運転し,午後から専門医を受診してください.
4.今日は運転してもよいですが,明日専門医を受診してください.
5.今までどおり運転を続けても大丈夫です.
解答
1.○ TIAが疑われるので至急専門医の受診を促す.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第13回 ST国試 午前16〉
交通事故による外傷性脳損傷の評価について正しいのはどれか.
1.FABは記憶の評価に用いる.
2.GCSは小脳機能を反映する.
3.IQは前頭葉機能を反映する.
4.JCSは点数が大きいほど重症である.
5.エックス線CTはびまん性軸索損傷の評価に用いる.
解答
1.× FABは前頭葉機能の評価である.
2.× GCSは意識障害の評価である.
3.× IQは知能指数を反映する.
4.○ 正しい.
5.× エックス線CTではびまん性軸索損傷の評価が困難である.
〈第18回 ST国試 午後5〉
外傷性脳損傷患者のリハビリテーションについて誤っているのはどれか.
1.記銘力障害に対してメモ帳の使用を定着させる.
2.遂行機能障害に対して作業手順を簡略にする.
3.問題行動に対して行動変容法を実施する.
4.地域での就労や就学支援につなげる.
5.興奮状態に対して強い口調で叱る.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 外傷性脳損傷患者のリハビリテーションにおいて興奮状態に対して叱ることはしない.
〈第22回 ST国試 午後10〉
気管切開をした筋萎縮性側索硬化症患者への対応として誤っているのはどれか.
1.関節可動域訓練
2.ボツリヌス毒素治療
3.摂食機能療法
4.意思伝達装置の利用
5.家屋への吸引法指導
解答
1.○ 正しい.
2.× ボツリヌス毒素治療は片麻痺などの痙性筋に適応となる.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第16回 ST国試 午前11〉
第5頸椎レベルでの完全脊髄損傷で出現しないのはどれか.
1.呼吸機能障害
2.直腸機能障害
3.膀胱機能障害
4.頭部感覚障害
5.自律神経機能障害
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 頭部感覚障害は三叉神経と後頭神経の障害でみられる.
5.○ 正しい.
〈第21回 ST国試 午後10〉
頸髄損傷完全四肢麻痺(第7頸髄節まで機能残存)のリハビリテーションを行っている患者.自立をゴールに設定することが適切でない動作はどれか.
1.仰臥位から長座位への起き上がり
2.車椅子からベッドへの移乗
3.長下肢装具装着下での松葉杖歩行
4.平地での普通型車いす駆動
5.ベッド上での下衣更衣
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 頸髄損傷完全四肢麻痺(第7頸髄節まで機能残存)では歩行が不能である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第25回 ST国試 午後10〉
呼吸リハビリテーションについて誤っているのはどれか.
1.呼吸困難感を軽減させる.
2.連動耐用能を改善させる.
3.下肢運動トレーニングが有効である.
4.体位ドレナージの際は痰の貯留部位を上にする.
5.スクイージング(呼吸介助)では吸気時に胸郭を圧迫する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× スクイージング(呼吸介助)では呼気時に胸郭を圧迫する.
〈第27回 ST国試 午前11〉
慢性閉塞性肺疾患に対する呼吸リハビリテーションに有効なのはどれか.
1.少呼吸
2.胸式呼吸
3.下顎呼吸
4.陥没呼吸
5.口すぼめ呼吸
解答
1.× 少呼吸は浅くゆっくりした呼吸である.
2.× 胸式呼吸は肋間筋による呼吸である.
3.× 下顎呼吸は吸気時下顎が上下する努力様呼吸である.
4.× 陥没呼吸は吸気時に胸郭が陥没する呼吸である.
5.○ 正しい.
〈第19回 ST国試 午後10〉
COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する呼吸リハビリテーションについて誤っているのはどれか.
1.腹式呼吸が有効である.
2.口すぼめ呼吸が有効である.
3.スクイージングは排啖法のひとつである.
4.1秒率の低下を目標とする.
5.6分間歩行距離(6MD)の延長を目標とする.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する呼吸リハビリテーションでは1秒率の上昇を目標とする.
5.○ 正しい.
〈第25回 ST国試 午前6〉
虚血性心疾患の予防について誤っているのはどれか.
1.有酸素運動が推奨されている.
2.地中海食の有効性が知られている.
3.予防に適正なBMIは19.5~22.0kg/m²である.
4.禁煙および受動喫煙の防止がリスクを低下させる.
5.原則として75歳未満の成人の降圧目標は診察室血圧で130/80mmHg未満である.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 予防に適正なBMIは18.5~25.0kg/m²である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第22回 ST国試 午前12〉
心筋梗塞後の運動療法について誤っているのはどれか.
1.急性期には心電図をモニターしながら行う.
2.回復期には嫌気性代謝閾値に達するまで行う.
3.慢性期には最大心拍数に達するまで行う.
4.胸痛が出現したら中止する.
5.死亡率を低下させる効果がある.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 心筋梗塞慢性期の運動療法では最大心拍数の40~60%程度で行う.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第23回 ST国試 午前12〉
がんのリハビリテーションで考慮すべきこととして誤っているのはどれか.
1.悪液質では骨格筋量が減少する.
2.同化期は筋力増強訓練の適応がある.
3.サイトカインは易疲労の要因である.
4.トータルペインにはチーム医療で対応する.
5.リンパ浮腫に対するマッサージは禁忌である.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× リンパ浮腫に対するマッサージは適応となる.
〈第14回 ST国試 午後10〉
リハビリテーションの治療対象とならないのはどれか.
1.亜急性期心筋梗塞
2.心室性不整脈
3.肺癌切除術後
4.閉塞性動脈硬化症
5.慢性閉塞性肺疾患
解答
1.○ 正しい.
2.× 心室性不整脈は危険な不整脈であるので,医師による緊急処置が必要となる.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第15回 ST国試 午前12〉
写真に示すのはどれか.

2.長下肢装具
3.短下肢装具
4.大腿義足
5.下腿義足
解答
1.× 写真に示すのはプラスチック製短下肢装具(SHB)である.
2.× 写真に示すのはプラスチック製短下肢装具(SHB)である.
3.○ 正しい.
4.× 写真に示すのはプラスチック製短下肢装具(SHB)である.
5.× 写真に示すのはプラスチック製短下肢装具(SHB)である.
〈第25回 ST国試 午前12〉
誤っている組合せはどれか.
1.大腿切断 ――― 長下肢装具
2.正中神経麻痺 ――― 短対立装具
3.腓骨神経麻痺 ――― 短下肢装具
4.橈骨神経麻痺 ――― 手関節背屈保持装具
5.変形性膝関節症 ――― 足底装具
解答
1.× 大腿切断 ――― 大腿義足
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第11回 ST国試 午後12〉
記憶障害のリハビリテーションで用いられる手法はどれか.3つ選べ.
1.絵画療法
2.PQRST法
3.携帯電話の活用
4.手がかり漸減法
5.感覚統合訓練
解答
1.× 絵画療法は心理療法である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 感覚統合訓練は発達障害児に用いられる.
〈第27回 ST国試 午後10〉
機能障害とリハビリテーション治療との組合せで誤っているのはどれか.
1.痙縮 ――― ボツリヌス毒素療法
2.片麻痺 ――― 義肢療法
3.関節拘縮 ――― 関節可動域訓練
4.神経障害性疼痛 ――― 経皮的電気刺激
5.閉塞性換気障害 ――― 筋持久力訓練
解答
1.○ 正しい.
2.× 片麻痺 ――― 補装具療法
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第20回 ST国試 午前12〉
症状と治療との組合せで誤っているのはどれか.
1.関節拘縮 ――― 他動運動
2.筋力低下 ――― 等尺性運動
3.急性炎症 ――― 温熱療法
4.顔面麻痺 ――― マッサージ
5.運動麻痺 ――― バイオフィードバック
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 急性炎症 ――― 寒冷療法
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第15回 ST国試 午前11〉
誤っている組合せはどれか.
1.構音障害 ――― 文字盤使用
2.顔面神経麻痺 ――― マッサージ指導
3.嚥下障害 ――― 嚥下造影検査
4.記憶障害 ――― メモリーノート使用
5.運動性失語 ――― 人工喉頭
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 喉頭摘出 ――― 人工喉頭
〈第24回 ST国試 午前12〉
筋力増強訓練について誤っているのはどれか.
1.等尺性運動は関節の動きを伴う.
2.遠心性収縮は筋の長さが伸張する.
3.等速性運動訓練は機器を用いて行う.
4.MMTが2の場合は自動介助運動を行う.
5.MMTが3の場合は自動運動を行う.
解答
1.× 等尺性運動は関節の動きを伴わない.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午後5〉
温熱療法の効果でないのはどれか.
1.コラーゲン線維の伸展
2.鎮痛作用
3.鎮痙作用
4.局所血流増加
5.抗炎症作用
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 温熱療法は炎症部位・炎症性疾患は禁忌である.