〈第58回 OT国試 午後35〉
透析患者の血液生化学検査で正常値より大きく低下するのはどれか.
1.CRP
2.血清尿酸
3.血中尿素窒素
4.ヘモグロビン
5.血清クレアチニン
解答
1.× CRPは上昇する.
2.× 血清尿酸は上昇する.
3.× 血中尿素窒素は上昇する.
4.○ 正しい.
5.× 血中尿素窒素は上昇する.
〈第54回 OT国試 午前30〉
透析患者で正しいのはどれか.
1.透析導入の原因疾患のうち慢性糸球体腎炎の割合は年々増加している.
2.透析患者数はこの10年間減少し続けている.
3.身体活動量の低下は生命予後を悪化させる.
4.透析導入は腹膜透析が最も多い.
5.死因の第一位は悪性腫瘍である.
解答
1.× 透析導入の原因疾患のうち慢性糸球体腎炎の割合は年々減少している.
2.× 透析患者数はこの10年間増加し続けている.
3.○ 正しい.
4.× 透析導入は血液透析が最も多い.
5.× 透析患者の死因第一位は心不全である.
〈第60回 OT国試 午前37〉
血液透析で正しいのはどれか.
1.カルシウム摂取を禁止する.
2.透析中の運動は禁忌である.
3.シャント側上肢で血圧測定する.
4.エリスロポエチン産生は亢進する.
5.導入原因の第1位は糖尿病性腎症である.
解答
1.× カリウム摂取を制限する.
2.× 透析中の軽運動は実施可能である.
3.× 非シャント側上肢で血圧測定する.
4.× エリスロポエチン産生は低下する.
5.○ 正しい.
〈第48回 OT国試 午前36〉
上肢にシャントが造設されている人工透析患者に対する生活指導で適切なのはどれか.2つ選べ.
1.手指のしびれの出現に留意する.
2.強い運動は透析日に実施する.
3.シャント側上肢で荷物を持つ.
4.水分摂取をできるだけ増やす.
5.野菜はゆでこぼして摂取する.
解答
1.○ 正しい.
2.× 透析日は軽い運動を実施する.
3.× 非シャント側上肢で荷物を持つ.
4.× 水分摂取量が制限されているため水分摂取は規定量内とする.
5.○ 正しい.
〈第59回 OT国試 午前10〉
72歳の男性.糖尿病性腎症.独居.下肢筋力には低下を認めず,ADLは自立している.BMIは30.1.5kmの距離の将棋教室にバスで週2回通っている.腎機能は糸球体濾過量40mL/分/1.73m²(CKD病期スケールステージ3b:中等度~高度低下)を認めたため入院となった.その他の併存疾患は認めていない.退院時の生活指導で適切なのはどれか.
1.高蛋白食を勧める.
2.高負荷での筋力増強運動を指導する.
3.Borg指数17の有酸素運動を指導する.
4.将棋教室まで歩いて通うように助言する.
5.家事はヘルパーに依頼するように助言する.
解答
1.× 低蛋白食を勧める.
2.× 低負荷での筋力増強運動を指導する.
3.× Borg指数17は「かなりきつい」レベルなので負荷強度が高すぎる.
4.○ 正しい.
5.× 将棋教室まで入院前と同様の方法で通うように助言する.
〈第61回 OT国試 午後6〉
60歳の男性.会社員.直腸癌の術後で人工肛門を造設した.現在,抗がん剤治療中で倦怠感と下肢筋力低下があるが,病棟内での歩行は見守りレベルで可能.人工肛門のパウチ交換手順のトレーニングを始めた.入院前と同じ部署への復帰を希望している.この患者に対する作業療法の初期対応で最も適切なのはどれか.
1.高負荷の持久力訓練を行う.
2.食事摂取量を半分に減らすように助言する.
3.人工肛門の自己管理指導は看護師に任せる.
4.早期復職に向けて作業環境の現地評価を行う.
5.活動と休息のバランスを考慮したプログラムを行う.
解答
1.× 低負荷の持久力訓練を行う.
2.× 食事摂取の内容について助言する.
3.× 人工肛門の自己管理指導を看護師と共同して行う.
4.× 作業能力評価・訓練を行いながら復職に向けて作業環境の現地評価を行う.
5.○ 正しい.