〈第41回 OT国試 午前56〉
前腕遠位部での正中神経縫合術後3週の患肢への作業療法で適切でないのはどれか.
1.感覚障害 ――― 手掌から開始する知覚再教育
2.関節拘縮 ――― 手関節背屈位で行う手指の関節可動域訓練
3.筋力低下 ――― 非麻痺筋の積極的な筋力増強訓練
4.手指機能 ――― 短対立装具を用いたつまみ訓練
5.循環障害 ――― 上肢挙上位保持の指導
解答
1.○ 正しい.
2.× 関節拘縮 ――― 術後3週に手関節背屈位で行う手指の関節可動域訓練は正中神経に負荷がかかるため適切でない.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第41回 OT国試 午前19〉
30歳の女性.コンピュータのプログラマーで仕事中はキーボードを操作している.右手にしびれがあり,Phalen徴候陽性.図のような萎縮が認められる.この患者に対する指導で適切なのはどれか.2つ選べ.

2.コックアップ・スプリントで安静を保つ.
3.キーボードの位置を手首より高くする.
4.患部を冷やしてしびれを緩和する.
5.夜間は上肢を下垂し負担を減らす.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× キーボードの位置と手首を同じ高さにする.
4.× 患部を冷やしてもしびれは緩和しない.
5.× 夜間は上肢を挙上し負担を減らす.
〈第46回 OT国試 午後28〉
手根管症候群について正しいのはどれか.
1.掌側骨間筋が萎縮する.
2.女性よりも男性に多い.
3.小指に知覚障害が認められる.
4.手を振っても疼痛は軽減しない.
5.手関節掌屈位でしびれ感が誘発される.
解答
1.× 尺骨神経麻痺で掌側骨間筋が萎縮する.
2.× 男性よりも女性に多い.
3.× 尺骨神経麻痺で小指に知覚障害が認められる.
4.× 手を振ると疼痛が一時的に軽減する.
5.○ 正しい.
〈第43回 OT国試 午前12〉
次の文により問題12,問題13に答えよ.52歳の女性.右手根管症候群.右上肢に感覚障害と運動麻痺を認める.感覚障害の領域で正しいのはどれか.

2.2
3.3
4.4
5.5
解答
1.× 外側前腕皮神経(筋皮神経の皮枝)領域である.
2.× 内側上腕皮神経と内側前腕皮神経の領域である.
3.× 後前腕皮神経(橈骨神経の皮枝)と橈骨神経浅枝の領域である.
4.○ 正しい.
5.× 尺骨神経領域である.
〈第43回 OT国試 午前13〉
次の文により問題12,問題13に答えよ.52歳の女性.右手根管症候群.右上肢に感覚障害と運動麻痺を認める.この患者が図のような手の変形を示した.母指の運動を行っている筋はどれか.2つ選べ.

2.母指対立筋
3.長母指屈筋
4.長母指外転筋
5.第1背側骨間筋
解答
1.○ 尺骨神経支配である母指内転筋により母指の運動を行っている.
2.× 誤り.
3.○ 前骨間神経支配である長母指屈筋により母指の運動を行っている.
4.× 誤り.
5.× 誤り.