第4章 病理学 (04)免疫 ①免疫機構

〈第42回 PT国試・OT国試 午後36〉

免疫系に関与しないのはどれか. 
1.骨髄
2.扁桃
3.胸腺
4.脾臓
5.膵臓

解答

1.○ 関与する.
2.○ 関与する.
3.○ 関与する.
4.○ 関与する.
5.× 膵臓は消化器官・内分泌器官である.


〈第39回 PT国試・OT国試 午後55〉

免疫に関与する臓器,組織で誤っているのはどれか. 
1.胸腺
2.脾臓
3.膵臓
4.リンパ節
5.骨髄

解答

1.○ 関与する.
2.○ 関与する.
3.× 膵臓は消化器官・内分泌器官である.
4.○ 関与する.
5.○ 関与する.


〈第49回 PT国試・OT国試 午前66〉

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか. 
1.B細胞は抗体を産生する.
2.好中球はサイトカインを産生する.
3.キラーT細胞は他の免疫細胞を破壊する.
4.ヘルパーT細胞は免疫反応の抑制に働く.
5.副腎皮質ホルモンは免疫機能を亢進させる.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× キラーT細胞はウィルス感染細胞を破壊する.
4.× ヘルパーT細胞は免疫反応の活性化に働く.
5.× 副腎皮質ホルモンは免疫機能を低下させる.


〈第43回 PT国試・OT国試 午後36〉

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか. 
1.へルパーTリンパ球は免疫反応の抑制に働く.
2.キラーTリンパ球は他の免疫細胞を破壊する.
3.好中球はサイトカインを産生する.
4.Bリンパ球は抗体を産生する.
5.副腎皮質ホルモンは免疫機能を亢進させる.

解答

1.× へルパーTリンパ球は免疫反応の活性化に働く.
2.× キラーTリンパ球はウィルス感染細胞を破壊する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 副腎皮質ホルモンは免疫機能を低下させる.


〈第39回 PT国試・OT国試 午後33〉

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか. 
1.ヘルパーTリンパ球は免疫反応の抑制に働く.
2.キラーTリンパ球は他の免疫細胞を破壊する.
3.好中球はサイトカインを産生する.
4.Bリンパ球は抗体を産生する.
5.副腎皮質ホルモンは免疫機能を亢進させる.

解答

1.× へルパーTリンパ球は免疫反応の活性化に働く.
2.× キラーTリンパ球はウィルス感染細胞を破壊する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 副腎皮質ホルモンは免疫機能を低下させる.


〈第37回 PT国試・OT国試 午後53〉

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか. 
1.ヘルパーTリンパ球は免疫反応の抑制に働く.
2.キラーTリンパ球は他の免疫細胞を破壊する.
3.マクロファージは貪食機能を持つ.
4.Bリンパ球はヒスタミンを産生する.
5.好中球はサイトカインを産生する.

解答

1.× へルパーTリンパ球は免疫反応の活性化に働く.
2.× キラーTリンパ球はウィルス感染細胞を破壊する.
3.○ 正しい.
4.× Bリンパ球(形質細胞)は抗体を産生する.
5.○ 正しい.


〈第45回 PT国試・OT国試 午後65〉

ヒトの免疫機構で正しいのはどれか. 
1.B細胞は細胞性免疫を担当する.
2.T細胞は活性化して形質細胞となる.
3.マクロファージはT細胞から分化する.
4.ナチュラルキラー細胞は体液性免疫を担当する.
5.ヘルパーT細胞はB細胞を活性化する.

解答

1.× B細胞が液性免疫を担当する.
2.× B細胞は活性化して形質細胞となる.
3.× マクロファージは単球から分化する.
4.× ナチュラルキラー細胞は細胞性免疫を担当する.
5.○ 正しい.


〈第42回 PT国試・OT国試 午後54〉

正しいのはどれか. 
1.B細胞は細胞性免疫を担当する.
2.T細胞はサイトカインを産生する.
3.マクロファージはT細胞から分化する.
4.形質細胞は抗体が結合した物質を貪食する.
5.ナチュラルキラー細胞は免疫グロブリンを産生する.

解答

1.× B細胞は液性免疫を担当する.
2.○ 正しい.
3.× マクロファージは単球から分化する.
4.× 形質細胞は抗体を産生する.
5.× ナチュラルキラー細胞は非特異的な認識により感染細胞を破壊する.


〈第38回 PT国試・OT国試 午後36〉

免疫応答に関与しない細胞はどれか. 
1.リンパ球
2.顆粒球
3.血小板
4.形質細胞
5.食細胞

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 血小板は止血に関与する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第60回 PT国試・OT国試 午後67〉

体液性免疫で作動するのはどれか. 
1.単球
2.B細胞
3.好中球
4.NK細胞
5.マクロファージ

解答

1.× 単球はマクロファージに分化すると自然免疫で作動する.
2.○ 正しい.
3.× 好中球は自然免疫で作動する.
4.× NK細胞は自然免疫で作動する.
5.× マクロファージは自然免疫で作動する.


〈第57回 PT国試・OT国試 午前65〉

抗体を産生するのはどれか. 
1.赤血球
2.好中球
3.好酸球
4.リンパ球
5.血小板

解答

1.× 抗体を産生するのはBリンパ球が分化した形質細胞である.
2.× 抗体を産生するのはBリンパ球が分化した形質細胞である.
3.× 抗体を産生するのはBリンパ球が分化した形質細胞である.
4.○ 正しい.
5.× 抗体を産生するのはBリンパ球が分化した形質細胞である.


〈第53回 PT国試・OT国試 午前64〉

抗体を産生するのはどれか. 
1.好酸球
2.好中球
3.好塩基球
4.形質細胞
5.マクロファージ

解答

1.× 抗体を産生するのは形質細胞である.
2.× 抗体を産生するのは形質細胞である.
3.× 抗体を産生するのは形質細胞である.
4.○ 正しい.
5.× 抗体を産生するのは形質細胞である.


〈第48回 PT国試・OT国試 午前66〉

生体の防御作用としてB細胞リンパ球が産生するのはどれか. 
1.アセチルコリン
2.興奮性アミノ酸
3.免疫グロブリン
4.インターフェロン-γ
5.インターロイキン-2

解答

1.× アセチルコリンは神経伝達物質である.
2.× 興奮性アミノ酸は神経伝達物質である.
3.○ 正しい.
4.× インターフェロン-γはヘルパーT細胞が産生する.
5.× インターロイキン-2はヘルパーT細胞が産生する.


〈第44回 PT国試・OT国試 午後36〉

免疫グロブリンについて正しいのはどれか. 
1.唾液中には含まれない.
2.T細胞が抗原の刺激を受けて産生する.
3.IgGは血漿中に占める割合が最も少ない.
4.IgEはアレルギー反応に関与する.
5.IgMには胎盤透過性がある.

解答

1.× 唾液中にIgAが含まれる.
2.× 抗原の刺激を受けてB細胞から分化した形質細胞が免疫グロブリンを産生する.
3.× IgGは血漿中に占める割合が最も多い.
4.○ 正しい.
5.× IgGに胎盤透過性がある.


〈第59回 PT国試・OT国試 午前66〉

免疫グロブリンで正しいのはどれか. 
1.IgGは胎盤を透過する.
2.IgMは唾液に含まれる.
3.IgDは肥満細胞を活性化する.
4.IgAは血漿中に占める割合が最も多い.
5.T細胞が抗原の刺激を受けて産生する.

解答

1.○ 正しい.
2.× IgAは唾液に含まれる.
3.× IgEは肥満細胞を活性化する.
4.× IgGは血漿中に占める割合が最も多い.
5.× 抗原の刺激を受けてB細胞から分化した形質細胞が免疫グロブリンを産生する.


〈第38回 PT国試・OT国試 午後53〉

免疫グロブリンについて誤っているのはどれか. 
1.抗体として働く.
2.複数のクラスに分けられる.
3.好中球から作られる.
4.胎盤通過性がある.
5.アレルギー反応に関与する.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 免疫グロブリンはB細胞から分化した形質細胞から作られる.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第60回 PT国試・OT国試 午後75〉

免疫反応で最初に産生されるのはどれか. 
1.IgA
2.IgD
3.IgE
4.IgG
5.IgM

解答

1.× IgAは出生後から産生される.
2.× IgDは出生後から産生される.
3.× IgEは出生後から産生される.
4.× IgGは出生後から産生される.
5.○ IgMは胎生期から産生される.