〈第57回 PT国試・OT国試 午前91〉
筋電図検査について正しいのはどれか.
1.針筋電図の神経原生変化では低振幅・短持続電位波形が出現する.
2.軸索変性がある場合,活動電位の振幅は低下しない.
3.脱髄病変では神経伝導速度が低下する.
4.感覚神経の伝導速度は測定できない.
5.筋疾患では神経伝導速度が低下する.
解答
1.× 針筋電図の神経原生変化では高振幅・短持続電位波形が出現する.
2.× 軸索変性がある場合,活動電位の振幅は低下する.
3.○ 正しい.
4.× 感覚神経の伝導速度は測定できる.
5.× 筋疾患では神経伝導速度は低下しない.
〈第60回 PT国試・OT国試 午前86〉
末梢神経伝導検査が診断に有用なのはどれか.
1.Parkinson病
2.手根管症候群
3.多系統萎縮症
4.筋ジストロフィー
5.閉塞性動脈硬化症
解答
1.× 誤り.
2.○ 末梢神経伝導検査が診断に有用なのは末梢神経障害であるGuillain-Barré症候群や手根管症候群である.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第41回 PT国試・OT国試 午後66〉
神経・筋変性疾患のリハビリテーションで誤っているのはどれか.
1.ギラン・バレー症候群では訓練中の不整脈に注意する.
2.パーキンソン病では視覚刺激を運動発動に利用する.
3.脊髄小脳変性症では早期から補助具を導入する.
4.筋萎縮性側索硬化症の車椅子利用者では褥瘡の発生に注意する.
5.筋ジストロフィーの運動訓練では過負荷に注意する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 筋萎縮性側索硬化症は褥瘡が発生しにくい.
5.○ 正しい.