〈第38回 PT国試・OT国試 午後5〉
女性の骨盤の特徴で正しいのはどれか.
1.仙骨岬角の突出が強い.
2.腸骨翼の開きが小さい.
3.恥骨下角が大きい.
4.骨盤下口が狭い.
5.仙骨の幅が狭い.
解答
1.× 女性の骨盤は仙骨岬角の突出が弱い.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 女性の骨盤は骨盤下口が広い.
5.× 女性の骨盤は仙骨の幅が広い.
〈第40回 PT国試・OT国試 午後46〉
骨盤の前傾で誤っているのはどれか.
1.円背で減少する.
2.肥満で増加する.
3.腰椎の後弯で減少する.
4.腸腰筋の短縮で増加する.
5.長座位で増加する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 骨盤の前傾は長座位で減少する.
〈第60回 PT国試・OT国試 午前72〉
健常者の股関節で正しいのはどれか.
1.鞍関節である.
2.頸体角は120~130度である.
3.恥骨大腿靭帯は伸展運動で緊張する.
4.大腿骨の垂直軸に対する運動軸は約15度である.
5.大腿骨頭の前方は寛骨臼に完全に被覆されている.
解答
1.× 股関節は臼状関節である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 大腿骨の垂直軸に対する運動軸は約3度である.
5.× 大腿骨頭の前方は関節包に完全に被覆されている.
〈第53回 PT国試・OT国試 午後51〉
股関節で正しいのはどれか.
1.顆状関節である.
2.大腿骨頸部は関節包外にある.
3.寛骨臼は前外側を向いている.
4.寛骨臼は腸骨のみで構成される.
5.腸骨大腿靱帯が関節包後面から補強している.
解答
1.× 股関節は臼状関節である.
2.× 大腿骨頸部は関節包内にある.
3.○ 正しい.
4.× 寛骨臼は腸骨,恥骨,坐骨で構成される.
5.× 腸骨大腿靱帯が関節包前面から補強している.
〈第47回 PT国試・OT国試 午後70〉
股関節について正しいのはどれか.
1.関節窩には骨頭の1/3が入る.
2.臼蓋角は成人の方が小児よりも大きい.
3.運動範囲は内転の方が外転よりも大きい.
4.大腿骨頭靱帯は内転時に緊張する.
5.恥骨筋の収縮は外旋を制限する.
解答
1.× 股関節の関節窩には骨頭の2/3が入る.
2.× 股関節の臼蓋角(α角)は20~25°が正常で,30°以上で寛骨臼形成不全となる.
3.× 股関節の運動範囲は内転の方が外転よりも小さい.
4.○ 正しい.
5.× 恥骨筋の収縮は内旋を制限する.
〈第40回 PT国試・OT国試 午後13〉
股関節について誤っているのはどれか.
1.腸骨大腿靱帯によって内転が制限される.
2.大腿骨頭靱帯の中を血管が通る.
3.関節包は前方部分が厚い.
4.骨頭と臼蓋は同心円に近い球関節である.
5.関節唇が適合性を高めている.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第50回 PT国試・OT国試 午後72〉
基本肢位からの股関節の運動について正しいのはどれか.
1.屈曲時に腸脛靱帯は緊張する.
2.伸展時に坐骨大腿靱帯は緊張する.
3.外転時に大腿骨頭靱帯は緊張する.
4.内旋時に恥骨大腿靱帯は緊張する.
5.屈曲時に腸骨大腿靱帯は緊張する.
解答
1.× 腸脛靱帯は股関節運動で緊張しない.
2.○ 正しい.
3.× 内転時に大腿骨頭靱帯は緊張する.
4.× 外旋時に恥骨大腿靱帯は緊張する.
5.× 屈曲時に腸骨大腿靱帯は緊張しない.
〈第46回 PT国試・OT国試 午後72〉
正しいのはどれか.
1.腸骨大腿靱帯は股関節外旋を制限する.
2.坐骨大腿靱帯は股関節屈曲を制限する.
3.小殿筋の収縮は股関節外旋を制限する.
4.半膜様筋の収縮は膝関節内旋を制限する.
5.大腿二頭筋の収縮は膝関節屈曲を制限する.
解答
1.○ 正しい.
2.× 坐骨大腿靱帯は股関節伸展・内転・内旋を制限する.
3.○ 正しい.
4.× 半膜様筋の収縮は膝関節伸展・外旋を制限する.
5.× 大腿二頭筋の収縮は膝関節伸展・内旋を制限する.
〈第37回 PT国試・OT国試 午後47〉
誤っているのはどれか.
1.半腱様筋の収縮は股関節外旋を制限する.
2.恥骨筋の収縮は股関節外転を制限する.
3.坐骨大腿靱帯は股関節伸展を制限する.
4.腸骨大腿靱帯は股関節内転を制限する.
5.半膜様筋の収縮は股関節内旋を制限する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 半膜様筋の収縮は股関節屈曲・内転・外旋を制限する.
〈第47回 PT国試・OT国試 午前60〉
スカルパ三角で誤っているのはどれか.
1.坐骨神経が通る.
2.大腿動脈が通る.
3.底面に恥骨筋がある.
4.外側は縫工筋で形成される.
5.内側は長内転筋で形成される.
解答
1.× 大腿神経がスカルパ三角を通る.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第55回 PT国試・OT国試 午後60〉
Scarpa三角の内で触知できる筋はどれか.
1.大腿直筋
2.恥骨筋
3.腸腰筋
4.内閉鎖筋
5.梨状筋
解答
1.× Scarpa三角の内で触知できる筋は腸腰筋と恥骨筋である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× Scarpa三角の内で触知できる筋は腸腰筋と恥骨筋である.
5.× Scarpa三角の内で触知できる筋は腸腰筋と恥骨筋である.
〈第49回 PT国試・OT国試 午後52〉
大腿骨について正しいのはどれか.
1.頸部は後捻している.
2.骨幹部は後弯している.
3.外側顆は内側顆より大きい.
4.骨頭窩は骨頭の外側にある.
5.大転子は小転子より近位にある.
解答
1.× 大腿骨頸部は前捻(10~30°)している.
2.× 大腿骨骨幹部は前弯している.
3.○ 正しい.
4.× 大腿骨骨頭窩は骨頭の中央にある.
5.○ 正しい.
〈第54回 PT国試・OT国試 午前72〉
膝関節の運動で正しいのはどれか.
1.側副靱帯は屈曲時に緊張する.
2.関節包の後面は前面に比べて伸縮性が高い.
3.半月板の内外縁とも遊離して可動性に関与する.
4.大腿骨の脛骨上の転がり運動は,屈曲最終域までみられる.
5.大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部より大きい.
解答
1.× 側副靱帯は伸展時に緊張する.
2.× 関節包の前面は後面に比べて伸縮性が高い.
3.× 半月板の内縁が遊離して可動性に関与する.
4.× 大腿骨の脛骨上のすべり運動は,屈曲最終域までみられる.
5.○ 正しい.
〈第60回 PT国試・OT国試 午後70〉
膝関節で正しいのはどれか.
1.関節面は内側顆より外側顆が広い.
2.前十字靭帯は屈曲運動の制限となる.
3.屈曲位から伸展すると下腿は内旋する.
4.大腿骨と脛骨の長軸は一直線上にある.
5.屈曲の最終可動域に近づくにつれて滑り運動となる.
解答
1.× 関節面は外側顆より内側顆が広い.
2.× 前十字靭帯は伸展運動の制限となる.
3.× 屈曲位から伸展すると下腿は外旋する.
4.× 大腿骨と脛骨は約5~10度生理的外反している.
5.○ 正しい.
〈第47回 PT国試・OT国試 午前71〉
膝関節について正しいのはどれか.
1.屈曲角度が増すと,ころがり運動が多くなる.
2.内側側副靱帯は屈曲位での外旋運動を制限する.
3.屈曲位から伸展すると,完全伸展する直前で下腿は内旋する.
4.関節運動による内側半月板の移動量は外側半月板よりも大きい.
5.前十字靱帯の主な作用は,脛骨と大腿骨の間の左右剪断力を制限することである.
解答
1.× 膝関節は屈曲角度が増すと,すべり運動が多くなる.
2.○ 正しい.
3.× 膝関節は屈曲位から伸展すると,完全伸展する直前で下腿は外旋する.
4.× 関節運動による内側半月板の移動量は外側半月板よりも小さい.
5.× 前十字靱帯の主な作用は,脛骨の前方への滑り出しを制限することである.
〈第45回 PT国試・OT国試 午前72〉
膝関節で正しいのはどれか.
1.外側側副靱帯は屈曲位で緊張する.
2.最終伸展時に脛骨の外旋が起こる.
3.外側半月は外側側副靱帯と結合する.
4.大腿骨軸と脛骨軸とは軽度内反している.
5.後十字靱帯は大腿骨の顆間窩後方に付着する.
解答
1.× 外側側副靱帯は伸展・内転(内反)・外旋・内旋で緊張する.
2.○ 正しい.
3.× 外側半月は外側側副靱帯と結合しない.
4.× 大腿骨軸と脛骨軸とは軽度外反している.
5.× 後十字靱帯は大腿骨の顆間窩前内側に付着する.
〈第44回 PT国試・OT国試 午後4〉
膝関節で正しいのはどれか.
1.生理的に内反している.
2.前十字靱帯は膝で最も強い靱帯である.
3.内側側副靱帯は内反によって緊張する.
4.半月板は関節面の適合性を良好にする.
5.膝蓋腱は大腿四頭筋の力を腓骨に伝える.
解答
1.× 膝関節は生理的に外反している.
2.× 膝蓋腱が膝で最も強い靱帯である.
3.× 内側側副靱帯は伸展・外転(外反)・外旋・内旋によって緊張する.
4.○ 正しい.
5.× 膝蓋腱は大腿四頭筋の力を脛骨に伝える.
〈第41回 PT国試・OT国試 午後41〉
膝関節で誤っているのはどれか.
1.半月板は関節の適合性をよくしている.
2.大腿骨軸と脛骨軸は軽度外反している.
3.後十字靱帯は脛骨の後方移動を防ぐ.
4.外側側副靱帯は屈曲位で緊張する.
5.屈曲位から完全伸展すると脛骨の外旋が起こる.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 外側側副靱帯は伸展・内転(内反)・外旋・内旋で緊張する.
5.○ 正しい.
〈第59回 PT国試・OT国試 午後71〉
膝関節で正しいのはどれか.
1.膝関節は顆状関節である.
2.内側半月はO字状の形状である.
3.外側側副靭帯は屈曲時に緊張する.
4.前十字靭帯は脛骨の後方への逸脱を防いでいる.
5.完全伸展位に近づくと脛骨は大腿に対し外旋する.
解答
1.○ 正しい.
2.× 内側半月はC字状の形状である.
3.× 外側側副靱帯は伸展・内転(内反)・外旋・内旋で緊張する.
4.× 前十字靭帯は脛骨の前方への逸脱を防いでいる.
5.○ 正しい.
〈第39回 PT国試・OT国試 午後42〉
膝関節について正しいのはどれか.
1.らせん関節である.
2.屈曲の最終期にはころがり運動となる.
3.伸展位では側副靱帯は弛緩する.
4.半腱様筋は下腿の外旋運動を行う.
5.完全伸展時には下腿の内旋運動はできない.
解答
1.○ 正しい.
2.× 膝関節屈曲の最終期にはすべり運動となる.
3.× 膝関節伸展位では側副靱帯は緊張する.
4.× 半腱様筋は下腿の内旋運動を行う.
5.○ 正しい.
〈第38回 PT国試・OT国試 午後43〉
正しいのはどれか.
1.前十字靱帯は膝伸展で弛緩する.
2.内側側副靱帯は膝伸展で弛緩する.
3.大腿直筋は膝伸展と股屈曲の作用がある.
4.大腿筋膜張筋は膝屈曲位で下腿内旋作用がある.
5.大腿二頭筋は膝屈曲と下腿内旋の作用がある.
解答
1.× 前十字靱帯は膝伸展・外転(外反)・内転(内反)・外旋・内旋で緊張する.
2.× 内側側副靱帯は膝伸展・外転(外反)・外旋・内旋で緊張する.
3.○ 正しい.
4.× 大腿筋膜張筋は膝屈曲位で下腿外旋作用がある.
5.× 大腿二頭筋は膝屈曲と下腿外旋の作用がある.
〈第57回 PT国試・OT国試 午前72〉
膝関節屈曲運動の制限に関与するのはどれか.
1.斜膝窩靭帯の緊張
2.前十字靭帯の緊張
3.大腿後面と下腿後面の接触
4.大腿骨の転がり運動の出現
5.内側側副靭帯の緊張
解答
1.× 斜膝窩靭帯の緊張は膝関節伸展運動の制限に関与する.
2.× 前十字靭帯の緊張は膝関節伸展運動の制限に関与する.
3.○ 正しい.
4.× 大腿骨の転がり運動の出現は膝関節屈曲運動の促進に関与する.
5.× 内側側副靭帯の緊張は膝関節伸展運動の制限に関与する.
〈第44回 PT国試・OT国試 午後42〉
膝関節30°屈曲位の状態から完全に伸展するまでに生じるのはどれか.
1.下腿の外旋
2.膝窩筋の収縮
3.膝蓋骨の下方移動
4.前十字靱帯の緊張
5.内側側副靱帯の弛緩
解答
1.○ 正しい.
2.× 膝窩筋の作用は膝関節屈曲である.
3.× 膝関節30°屈曲位の状態から完全に伸展するまでに,膝蓋骨は上方へ移動する.
4.○ 正しい.
5.× 膝関節30°屈曲位の状態から完全に伸展するまでに,内側側副靱帯は緊張する.
〈第51回 PT国試・OT国試 午後71〉
椅子座位姿勢で膝関節屈曲位から完全伸展したときにみられるのはどれか.
1.外側側腹靱帯の弛緩
2.内側側腹靱帯の弛緩
3.前十字靱帯の緊張
4.後十字靱帯の緊張
5.半月板の後方移動
解答
1.× 膝関節屈曲位から完全伸展したときに外側側腹靱帯は緊張する.
2.× 膝関節屈曲位から完全伸展したときに内側側腹靱帯は緊張する.
3.○ 正しい.
4.× 膝関節屈曲位から完全伸展したときに後十字靱帯は弛緩する.
5.× 膝関節屈曲位から完全伸展したときに半月板は前方移動する.
〈第54回 PT国試・OT国試 午前71〉
膝蓋骨で正しいのはどれか.
1.関節面は外側面に比べて内側面で広い.
2.膝関節屈曲位で可動性が高くなる.
3.膝関節伸筋の作用効率を高めている.
4.膝関節の屈曲に伴い上方に引かれる.
5.膝関節の伸展に伴い接触面は上方に移動する.
解答
1.× 膝蓋骨関節面は内側面に比べて外側面で広い.
2.× 膝蓋骨は膝関節伸展位で可動性が高くなる.
3.○ 正しい.
4.× 膝蓋骨は膝関節の屈曲に伴い下方に引かれる.
5.× 膝関節の伸展に伴い膝蓋骨の接触面は下方に移動する.
〈第57回 PT国試・OT国試 午前52〉
膝関節半月板について正しいのはどれか.
1.内縁は外縁より厚い.
2.外縁は外側側副靭帯に付着する.
3.外縁は血行により栄養されている.
4.内側半月板の形状はO字状である.
5.プロテオグリカン量は関節軟骨より多い.
解答
1.× 膝関節半月板の外縁は内縁より厚い.
2.× 膝関節半月板の外縁は内側側副靭帯に付着する.
3.○ 正しい.
4.× 内側半月板の形状はC字状である.
5.× 膝関節半月板のプロテオグリカン量は関節軟骨より少ない.
〈第52回 PT国試・OT国試 午後72〉
膝関節半月板について正しいのはどれか.
1.外縁は内縁より薄い.
2.外側半月板は外側側副靱帯に付着しない.
3.大腿骨と膝蓋骨の適合性を高める.
4.内側半月板は外側半月板より小さい.
5.膝関節伸展時には後方に移動する.
解答
1.× 膝関節半月板の外縁は内縁より厚い.
2.○ 正しい.
3.× 膝関節半月板は大腿骨と脛骨の適合性を高める.
4.× 内側半月板は外側半月板より大きい.
5.× 膝関節半月板は膝関節伸展時には前方に移動する.
〈第37回 PT国試・OT国試 午後38〉
半月板について誤っているのはどれか.
1.膝の側方の動揺を防止する.
2.大腿骨から脛骨への衝撃を和らげる.
3.関節包が骨の間に挟みこまれるのを防ぐ.
4.外側半月板の移動量は内側半月板より小さい.
5.大腿骨と脛骨との関節面の不一致による間隙を埋める.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 外側半月板の移動量は内側半月板より大きい.
5.○ 正しい.
〈第58回 PT国試・OT国試 午後60〉
距骨と関節を構成するのはどれか.
1.踵骨
2.舟状骨
3.立方骨
4.第1中足骨
5.内側楔状骨
解答
1.○ 距骨と関節を構成するのは踵骨と舟状骨,脛骨,腓骨である.
2.○ 距骨と関節を構成するのは踵骨と舟状骨,脛骨,腓骨である.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第49回 PT国試・OT国試 午前52〉
立方骨に接していないのはどれか.
1.踵骨
2.舟状骨
3.第1楔状骨
4.第4中足骨
5.第5中足骨
解答
1.○ 立方骨に接している.
2.○ 立方骨に接している.
3.× 立方骨に接しているのは,第3(外側)楔状骨である.
4.○ 立方骨に接している.
5.○ 立方骨に接している.
〈第55回 PT国試・OT国試 午後53〉
中間楔状骨に接するのはどれか.
1.距骨
2.脛骨
3.舟状骨
4.踵骨
5.腓骨
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 中間楔状骨に接するのは舟状骨,内側・外側楔状骨と第2中足骨である.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第44回 PT国試・OT国試 午後6〉
Chopart関節を構成しないのはどれか.
1.踵骨
2.距骨
3.舟状骨
4.立方骨
5.内側楔状骨
解答
1.○ Chopart関節を構成する.
2.○ Chopart関節を構成する.
3.○ Chopart関節を構成する.
4.○ Chopart関節を構成する.
5.× 内側楔状骨はリスフラン関節を構成する.
〈第37回 PT国試・OT国試 午後2〉
ショパール関節を構成しないのはどれか.
1.踵骨
2.距骨
3.舟状骨
4.立方骨
5.楔状骨
解答
1.○ ショパール関節を構成する.
2.○ ショパール関節を構成する.
3.○ ショパール関節を構成する.
4.○ ショパール関節を構成する.
5.× 楔状骨はリスフラン関節を構成する.
〈第54回 PT国試・OT国試 午後51〉
Lisfranc関節を構成するのはどれか.
1.距骨
2.舟状骨
3.踵骨
4.内側楔状骨
5.立方骨
解答
1.× 距骨はChopart関節を構成する.
2.× 舟状骨はChopart関節を構成する.
3.× 踵骨はChopart関節を構成する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第36回 PT国試・OT国試 午後18〉
リスフラン関節を構成する骨で誤っている組合せはどれか.
1.内側楔状骨 ――― 第1中足骨
2.中間楔状骨 ――― 第2中足骨
3.外側楔状骨 ――― 第3中足骨
4.舟状骨 ――― 第4中足骨
5.立方骨 ――― 第5中足骨
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 立方骨 ――― 第4中足骨
5.○ 正しい.
〈第49回 PT国試・OT国試 午後71〉
足について正しいのはどれか.
1.距腿関節の運動軸は膝軸に対して内捻5~15°である.
2.舟状骨は外側縦アーチを構成している.
3.背屈運動により果間距離は拡大する.
4.Lisfranc関節では内外旋が生じる.
5.Böhler角は40~50°である.
解答
1.× 距腿関節の運動軸は膝軸に対して外捻5~15°である.
2.× 舟状骨は内側縦アーチを構成している.
3.○ 正しい.
4.× Lisfranc関節ではすべり運動が主で,わずかの底屈と背屈,内転と外転が生じる.
5.× Böhler角は25~40°である.
〈第58回 PT国試・OT国試 午前70〉
足部内側縦アーチの維持に最も関与するのはどれか.
1.三角靭帯
2.長足底靭帯
3.後脛骨筋
4.足底筋
5.第三腓骨筋
解答
1.× 三角靭帯は足部内側縦アーチの維持に関与しない.
2.× 長足底靭帯は足部外側縦アーチの維持に関与する.
3.○ 正しい.
4.× 足底筋は足部内側縦アーチの維持に関与しない.
5.× 第三腓骨筋は足部内側縦アーチの維持に関与しない.
〈第39回 PT国試・OT国試 午後43〉
足部の内側縦アーチを構成しないのはどれか.
1.踵骨
2.距骨
3.立方骨
4.舟状骨
5.楔状骨
解答
1.○ 内側縦アーチを構成する.
2.○ 内側縦アーチを構成する.
3.× 立方骨は足部の外側縦アーチを構成する.
4.○ 内側縦アーチを構成する.
5.○ 内側縦アーチを構成する.
〈第53回 PT国試・OT国試 午前73〉
足の外側縦アーチを形成するのはどれか.
1.踵骨
2.距骨
3.舟状骨
4.立方骨
5.中間楔状骨
解答
1.○ 正しい.
2.× 足の外側縦アーチを形成するのは踵骨,立方骨,第5中足骨である.
3.× 足の外側縦アーチを形成するのは踵骨,立方骨,第5中足骨である.
4.○ 正しい.
5.× 足の外側縦アーチを形成するのは踵骨,立方骨,第5中足骨である.
〈第51回 PT国試・OT国試 午前72〉
足部縦アーチの保持に関する筋・靱帯で正しいのはどれか.
1.虫様筋
2.後脛骨筋
3.前距腓靱帯
4.短母指伸筋
5.浅横中足靱帯
解答
1.× 虫様筋は足部アーチの保持に作用しない.
2.○ 正しい.
3.× 前距腓靱帯は足部アーチの保持に作用しない.
4.× 短母指伸筋は足部アーチの保持に作用しない.
5.× 浅横中足靱帯は足部アーチの保持に作用しない.
〈第41回 PT国試・OT国試 午後42〉
足の縦アーチの保持に関係しないのはどれか.
1.長母指屈筋
2.母指内転筋
3.前脛骨筋
4.長腓骨筋
5.後脛骨筋
解答
1.○ 正しい.
2.× 母指内転筋は足の横アーチの保持に関係する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第52回 PT国試・OT国試 午前73〉
足部アーチについて正しいのはどれか.
1.外側縦アーチの要石は外側楔状骨である.
2.外側縦アーチは内側縦アーチよりも長い.
3.内側縦アーチは外がえしで高くなる.
4.内側縦アーチは中足指節関節の伸展時に高くなる.
5.足根骨部の横アーチで高い位置にあるのは立方骨である.
解答
1.× 外側縦アーチの要石は立方骨である.
2.× 外側縦アーチは内側縦アーチよりも短い.
3.× 内側縦アーチは外がえしで低くなる.
4.○ 正しい.
5.× 足根骨部の横アーチで高い位置にあるのは中間楔状骨である.
〈第50回 PT国試・OT国試 午前73〉
足部の運動で正しいのはどれか.
1.第三腓骨筋は内がえしに作用する.
2.長母指伸筋は外がえしに作用する.
3.長腓骨筋は横アーチの維持に作用する.
4.長指屈筋は内側縦アーチの維持に作用する.
5.後脛骨筋は外側縦アーチの維持に作用する.
解答
1.× 第三腓骨筋は足部外がえしに作用する.
2.× 長母指伸筋は足部内がえしに作用する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 後脛骨筋は内側縦アーチの維持に作用する.
〈第48回 PT国試・OT国試 午前72〉
足部の運動で正しいのはどれか.
1.外がえしには長母指伸筋が関与する.
2.後脛骨筋は立位で横アーチの維持に働く.
3.距腿関節では足関節背屈位で内外転が可能である.
4.内がえしの運動は第2趾の長軸を中心として生じる.
5.踵腓靱帯は距骨下関節における外がえしを制限する.
解答
1.× 内がえしに長母指伸筋が関与する.
2.○ 正しい.
3.× 距腿関節では足関節底屈位で内外転が可能である.
4.× 内がえしの運動は距骨下関節軸を中心として生じる.
5.× 踵腓靱帯は距腿関節における内がえしを制限する.
〈第47回 PT国試・OT国試 午後71〉
足部の関節について正しいのはどれか.
1.中足間関節は縦アーチを形成する.
2.横足根関節は横アーチを形成する.
3.足根中足関節では回内外が起こる.
4.距骨下関節では内がえしが起こる.
5.距腿関節は背屈位で関節の遊びが大きくなる.
解答
1.× 中足間関節は横アーチを形成する.
2.× 横足根関節は縦アーチを形成する.
3.× 足根中足関節ではすべり運動が主で,わずかの底屈と背屈,内転と外転が生じる.
4.○ 正しい.
5.× 距腿関節は底屈位で関節の遊びが大きくなる.
〈第46回 PT国試・OT国試 午前70〉
正しいのはどれか.
1.凹足では主に横アーチが高くなる.
2.足の縦アーチは外側が内側よりも高い.
3.距腿関節は底屈位で遊びが小さくなる.
4.足根中足関節では主にすべり運動が生じる.
5.横足根関節は距舟関節と距骨下関節とからなる.
解答
1.× 凹足では主に縦アーチが高くなる.
2.× 足の縦アーチは外側が内側よりも低い.
3.× 距腿関節は底屈位で遊びが大きくなる.
4.○ 正しい.
5.× 横足根関節は距舟関節と踵立方関節とからなる.
〈第59回 PT国試・OT国試 午前72〉
足関節で正しいのはどれか.
1.距腿関節は2度の運動自由度をもつ.
2.後脛骨筋は外がえしの共同筋である.
3.ヒラメ筋は足部内がえしに作用する.
4.足根中足関節の主な運動は滑りである.
5.立方骨は内側縦アーチを構成する骨の一つである.
解答
1.× 距腿関節は1度の運動自由度をもつ.
2.× 後脛骨筋は内がえしの共同筋である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 立方骨は外側縦アーチを構成する骨の一つである.
〈第40回 PT国試・OT国試 午後41〉
正しいのはどれか.
1.距腿関節は背屈位で内外転が容易になる.
2.外がえしは回内・外転・背屈の複合運動である.
3.横足根関節は距舟関節と距骨下関節からなる.
4.外側縦足弓は踵骨・舟状骨・第5中足骨からなる.
5.長腓骨筋は足関節の背屈筋として作用する.
解答
1.× 距腿関節は底屈位で内外転が容易になる.
2.○ 正しい.
3.× 横足根関節は距舟関節と踵立方関節からなる.
4.× 外側縦足弓は踵骨・立方骨・第5中足骨からなる.
5.× 長腓骨筋は足関節の底屈,足部外がえし筋として作用する.